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J-GLOBAL ID：201302224164495981   整理番号：13A1094454

超伝導線材ならびにコイル構成材料の耐放射線性に関する研究

著者 (6件)： 石山敦士 (早稲田大) ,  植田浩史 (早稲田大) ,  陸旭東 (早稲田大) ,  青木徹 (早稲田大) ,  神林佑 (早稲田大) ,  宮原信幸 (放医研)
資料名： NIRS-M (National Inst. of Radiological Sciences)  (NIRS-M (National Inst. of Radiological Sciences))
号： 233  ページ： 61-69  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： Z0881A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 重粒子線治療装置の小型化,高効率化のための核種機器の超伝導化を目的としている。本研究では,高温超伝導線材の加速器への応用を目指して,超伝導特性および機械特性の耐放射線性に関する評価試験を実施した。AVF930サイクロトロンを用いイットリウム(YBCO)系超伝導線材とビスマス系(Bi-2223)線材を試料として14MeV中性子照射実験を実施し,照射前後の超伝導性特性の比較を行った。77kGy×3回照射で,超伝導特性の劣化はなかった。14MeV中性子を照射し放射化による生成核種を調査した結果,Bi線材およびYBCO線材ともに,照射2週間後の表面放射線レベルは問題の無いレベルだった。また,中性子照射後の機械的歪みが超伝導特性に及ぼす影響を調査するための実験装置の設計を行い,試験装置の妥当性評価のための予備実験を実施した。

シソーラス用語： *超伝導線 ,  *耐放射線性 ,  カルシウム化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  ビスマス化合物 ,  *高温超伝導体 ,  イットリウムバリウム銅酸化物 ,  *中性子照射 ,  歪 ,  劣化 ,  臨界電流 ,  照射損傷 ,  サイクロトロン ,  Bi2223

分類 (2件)： 放射線による構造と物性の変化一般  (BK16121W) ,  円形加速器  (BE02020X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 超伝導線材 ,  耐放射線性 ,  研究