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J-GLOBAL ID：201302238338510781   整理番号：13A1796237

持続可能な社会へ向けたCO₂排出量及びマテリアルストック・フローの将来分析-北陸三県の市町村を対象として-

Analysis on Material Stock Flow and CO₂ Emission toward the Sustainable Society-Focusing on Municipalities in Hokuriku Region-

著者 (5件)： 長谷川正利 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  大西暁生 (東京都市大 環境) ,  奥岡桂次郎 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  戸川卓哉 (環境研 社会環境システム研究セ) ,  谷川寛樹 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 41  ページ： II.13-II.23  発行年： 2013年10月19日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 循環型社会,低炭素社会,自然共生社会に向けた取組の一本化により,国の政策は統合的な持続可能社会の実現を目指すことが策定された。この3つの目標は一致しているが,その方法には若干の差異がある。対策の是非には,二酸化炭素排出量及びマテリアルストック・フローを詳細に把握することが必要である。本研究では推計モデルを用いて富山,石川,福井の北陸三県を対象としてこの推定を行い,省エネ技術や建築物の長寿命化による効果を調べた。社会経済シナリオは,現状維持型,活力ある社会型,ゆとりのある社会型の3つについて影響を検討した。その結果,活力のある社会型が排出量やマテリアルフローを最も少なく抑えることが示された。北陸三県は戸建住宅の割合が高い地域特性から,道路への依存度が高いことが分かった。

シソーラス用語： 社会 ,  *排出量 ,  建設材料 ,  *北陸地方 ,  *解析 ,  *分析 ,  モデル ,  *二酸化炭素排出量 ,  循環型社会 ,  *シナリオ解析
準シソーラス用語： 持続可能な社会 ,  建設資材 ,  *シナリオ分析 ,  推計モデル

分類 (2件)： 研究開発  (SA01040R) ,  生産関連一般  (RA01091K)

引用文献 (30件)：

• 3R 検定実行委員会:3R低炭素社会検定トップメッセージ, http://www.3r-teitanso.jp/index.html
• 松岡譲,森田恒幸,甲斐沼美紀子,水野健太:わが国における二酸化炭素排出量の見通しとその抑制対策の効果について,土木学会論文集No.580,Vol.5,pp.27-36,1997.
• 藤田壮,盛岡通,村野昭人:都市集積地区から派生するライフサイクル二酸化炭素の評価の都市マネージメントへの展開についての考察,環境システム研究,Vol.27,pp.355-364,1999.
• 伊藤武美,花木啓祐,本多博:二酸化炭素排出抑制技術・システムのニュータウン建設への適用,環境システム研究,Vol 24,250-259,1996.
• 加藤博和,後藤直紀,柴原尚希,加知範康:建築物の立地が環境負荷に及ぼす影響に関する考察,日本LCA学会誌,Vol.4,No.1,pp.44-50,2008.

タイトルに関連する用語 (8件)： 持続可能な社会 ,  CO2排出量 ,  マテリアルストック ,  フロー ,  将来 ,  分析 ,  北陸 ,  市町村