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J-GLOBAL ID：201302279612686539   整理番号：13A0013012

高温超伝導バルク磁石を用いた埋込構造永久磁石同期機の永久磁石の着磁実験及び数値解析

Experiment and Numerical Analysis of a Magnetizing Technique for Permanent Magnets of IPM Motors using HTS Bulk Magnets

著者 (8件)： 川崎信隆 (新潟大学) ,  上原翔 (新潟大学) ,  福井聡 (新潟大学) ,  小川純 (新潟大学) ,  佐藤孝雄 (新潟大学) ,  寺澤俊久 ((株)イムラ材料開発研究所) ,  横山和哉 (足利工業大学) ,  岡徹雄 (新潟大学)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 47  号： 9  ページ： 568-575 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 永久磁石の着磁には通常パルス磁場が用いられているが,印加磁場が安定しないことや,連続した印加が出来ない等の欠点がある。これに対して,着磁工程に静磁場を用いる例があるが,希土類磁石磁石等の高性能磁石の出現によって十分な着磁磁場を出せない問題がある。著者らは,生産性に優れた着磁工程の構築を目的として,高温超伝導パルス磁石を用いた新たな着磁法の研究,および,有限要素法を用いたバルク磁石の静磁場着磁における板状永久磁石の着磁解析を進めてきた。本論文では,埋没型永久磁石同期モータ(IMP)の回転子に装着された消磁状態の希土類永久磁石への着磁実験とその数値解析について報告する。希土類永久磁石を完全着磁可能な3Tを超える強力な磁場が,回転子表面から3.5mmの深さにある永久磁石の裏面まで達することが明らかになった。

シソーラス用語： *高温超伝導体 ,  *超伝導磁石 ,  *磁化 ,  数値解析 ,  PMモータ ,  同期電動機 ,  永久磁石 ,  磁場 ,  有限要素法 ,  回転子 ,  *バルク高温超伝導体 ,  パルス磁場 ,  三次元有限要素法
準シソーラス用語： 希土類磁石 ,  *着磁 ,  内部磁石埋込型モータ ,  埋込み磁石同期モータ

分類 (2件)： 超伝導磁石  (BM04042N) ,  電動機  (NB07030U)

引用文献 (12件)：

• WIPF, S. Superconducting permanent magnets. IEEE Trans. Magn. 1989, 25, 1877-1880
• WEINSTEIN, R. Permanent magnets of high-T_c superconductors. J. Appl. Phys. 1993, 73, 6533-6535
• MIZUTANI, U. Synthesis of c-axis oriented single-domain Sm123 superconductors capable of trapping 9 Tesla at 25 K and its application to a strong magnetic field generator. Mater. Sci. Eng. B. 1999, 65, 66-68
• KRABBES, G. High Temperature Superconductor Bulk Materials. 2006, 188-189
• TOMITA, M. High-temperature superconductor bulk magnets that can trap magnetic field of over 17 T at 29 K. Nature. 2003, 421, 517-520

タイトルに関連する用語 (9件)： 高温超伝導 ,  バルク ,  磁石 ,  埋込 ,  永久磁石同期機 ,  永久磁石 ,  着磁 ,  実験 ,  数値解析