抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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命題論理の充足可能性判定(SAT)問題を解くプログラムであるSATソルバーが2000年以降大きく進歩しており,活発に開発と研究が行われている。このような背景から,様々な分野でSATソルバーを利用したSAT型システムが成功をおさめるようになった。通常SAT型システムには,与えられた問題をSAT問題へと符号化する専用のプログラムが必要になるが,この開発コストのために制約モデルや符号化方法など問題を解くうえで重要な役割を担う部分に注力できないという問題があった。本論文ではSAT型システムのための開発ツールであるScarabを提案する。Scarabは制約プログラミングのためのドメイン特化言語,SAT符号化モジュール,SATソルバーへのインターフェースから構成されており,SAT型制約プログラミングシステム開発者を対象に,表現性,変更容易性,効率性を備えたワークベンチを提供することを目的としたツールである。Scarabはオブジェクト指向言語と関数型言語が融合されたScala言語上にコンパクトに実装されている。バックエンドのSATソルバーにJavaで実装されたSat4jを用いることにより,インクリメンタル解法等の高度な解法を容易に実現できる点も特長の一つである。(著者抄録)