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J-GLOBAL ID:201402201447920961   整理番号:14A0593385

養液栽培イチゴの生育・収量と果実発育に及ぼすカリウム栄養の影響

Effects of potassium nutrition on fruit development and yield of substrate grown strawberry
著者 (7件):
資料名:
巻: 103  ページ: 11-19 (WEB ONLY)  発行年: 2014年02月01日 
JST資料番号: U0332A  ISSN: 2186-7755  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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‘女峰’,‘とよのか’,‘さちのか’,‘アスカルビー’,‘章姫’,‘とちおとめ’,‘さがほのか’の7品種を供試して培養液中K濃度が果実の糖・有機酸蓄積と収量に及ぼす影響について検討した。修正園試処方1/2濃度液(NO38,NH41,P1,K4,Ca2,Mg1,SO41;mM)のKをCaで置換した培養液(K4~0mM)を頂花房開花期から施用した。4mM区以外では処理開始後3週目に,排液中K濃度がほぼ検出限界以下に低下した。また,NO3の見かけの吸収量は0mM区で顕著に低下したが,その他の処理区では吸収量にほとんど差が認められなかった。葉柄中K濃度は培養液中のK濃度が低いほど低くなったが,葉身中K濃度には4mM区と2mM区との間に差が認められなかった。全ての品種において頂果房1,5番果の糖・有機酸濃度は処理区間にほとんど差が認められなかった。第2果房1番果では,果実のK濃度,有機酸濃度と培養液中K濃度の間に高い正の相関が認められた。糖濃度は4~1mM区の間に差が認められなかったが,0mM区では第2果房1番果の糖濃度が大きく低下した。定植直後からK4~0.5mMの培養液を施用した結果,0.5,1mM区では収量の低下が認められたが,2mM区は4mM区よりやや収量が多かった。2mM区では施用したKがほぼ全て吸収され,果実のK濃度や品質,収量および生育について4mM区との間に差が認められなったことから,K濃度を園試処方の半分まで低下させることが可能と考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  施肥法・肥効  ,  植物生理学一般 

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