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J-GLOBAL ID：201402239021987047   整理番号：14A0763360

桟橋上部工の保有性能評価に基づく対策優先順位の決定手法に関する一提案

PROPOSAL OF PRIORITIZATION METHODS FOR REPAIR OF OPEN-TYPE PIER DECK BASED ON RESIDUAL PERFORMANCE EVALUATION

著者 (3件)： 岩波光保 (港湾空港技術研究所) ,  加藤絵万 (港湾空港技術研究所) ,  川端雄一郎 (港湾空港技術研究所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 67  号： 2  ページ： I.661-I.666 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実構造物の保有性能を定量的に評価するには,高度な専門知識を要する詳細調査が必要となる.しかし,全ての部位・部材について詳細調査を行うことは労力や費用の面からも困難であり,現状では,全ての部材について外観上の不具合を目視により調査し,これを劣化度に置き換えて,部材の保有性能の評価指標として用いている.そこで,本研究では,長期間供用された既設港湾構造物から切り出した鉄筋コンクリート(RC)部材を対象として,外観上の不具合から確率論的に部材の保有性能を評価する手法を構築した.そして,この手法を用いて,既存の桟橋10施設の上部工の保有性能を評価し,施設の対策優先順位を決定するための手法について提案した.(著者抄録)

シソーラス用語： *桟橋 ,  *性能評価 ,  *優先順位 ,  維持管理 ,  評価 ,  構造部材 ,  安全評価 ,  工事 ,  調査 ,  確率論的安全評価 ,  鉄筋コンクリート部材 ,  目視調査 ,  対策工事
準シソーラス用語： 対策工 ,  定量評価 ,  *保有性能評価

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (9件)：

• 港湾空港技術研究所編著:港湾の施設の維持管理技術マニュアル,沿岸技術研究センター,2007.
• 加藤絵万,川端雄一郎,岩波光保,横田弘:港湾RC構造物の確率論に基づく保有性能評価の試行,土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造),Vol. 67,No. 1,pp. 150-159,2011.
• 加藤絵万,川端雄一郎,岩波光保:港湾RC構造物の確率論に基づく保有性能評価,港湾空港技術研究所資料,No. 1225,2010.
• 運輸省港湾局:港湾施設設計指針第I部,1978.
• 加藤絵万,岩波光保,山路徹,横田弘:建設後30年以上が経過した桟橋上部工から切り出したRC部材の劣化性状と構造性能,港湾空港技術研究所資料, No. 1140,2006.

タイトルに関連する用語 (7件)： 桟橋 ,  保有 ,  性能評価 ,  対策 ,  優先順位 ,  手法 ,  提案