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J-GLOBAL ID:201402262521676066   整理番号:14A1396769

真空中における突発的電子放出に起因する沿面フラッシオーバ進展過程の過渡帯電特性

Transient Charging Characteristics in Surface Flashover Development Process due to Explosive Electron Emission in Vacuum
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  号: 11  ページ: 578-584 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: S0808A  ISSN: 0385-4205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高電圧真空遮断器および真空バルブの開発に対して,真空中の沿面放電現象は,問題となる真空放電現象の一つである。本論文では,真空中アルミナ絶縁物上の沿面フラッシオーバ進展過程について,突発的電子放出(EEE)メカニズムおよび過渡帯電に基づいて検討を行った。その結果,EEEの放出電流密度は陰極表面電界に依存し,絶縁物上に過渡帯電を形成することが分った。また,EEEによる過渡帯電が絶縁物沿面上電界を絶縁物に対し垂直方向から平行方向に変歪することでフラッシオーバは進展することが分った。さらに,棒電極-アルミナ絶縁物間の真空ギャップ長が短い場合は,絶縁物上の過渡帯電の影響が現れやすく,フラッシオーバの起点となる陰極からの放出電流を抑制する可能性があることが分った。
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分類 (2件):
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絶縁材料  ,  開閉装置 
引用文献 (9件):
  • (1) H. Okubo : “Development of Electrical Insulation Techniques in Vacuum for High Voltage Vacuum Interrupters”, 22nd International Symposium on Discharges and Electrical Insulation in Vacuum, pp. 7-12 (2006)
  • (2) R. Latham : High Voltage Vacuum Insulation: Basic Concepts and Technological Practice, pp. 300-306, Academic Press (1995)
  • (3) H. C. Miller : “Flashover of Insulators in Vacuum”, IEEE Trans. Electr. Insul., Vol. 28, No. 4, pp. 512-527 (1993)
  • (4) K. Kato, H. Kato, T. Ishida, H. Okubo, and K. Tsuchiya : “Influence of Surface Charges on Impulse Flashover Characteristics of Alumina Dielectrics in Vacuum”, <i>IEEE Trans. Dielectr. & Electr. Insul.</i>, Vol. 16, No. 6, pp. 1710-1716 (2009)
  • (5) 石田亜成・小島寛樹・土屋賢治・大久保仁:「真空中アルミナ絶縁物上帯電が沿面放電経路に与える影響」, 放電学会年次大会, A-2-4 (2009)
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