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J-GLOBAL ID：201402275189475439   整理番号：14A0405888

真空中でのインパルス沿面放電の予備放電とフラッシュオーバの特性

Pre-discharge and Flashover Characteristics of Impulse Surface Discharge in Vacuum

著者 (5件)： NAKANO Yusuke (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KOJIMA Hiroki (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  HAYAKAWA Naoki (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TSUCHIYA Kenji (Hitachi, Ltd, Hitachi, JPN) ,  OKUBO Hitoshi (Aichi Inst. Technol., Toyota, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 21  号： 1  ページ： 403-410  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真空中での固体絶縁体上のフラッシュオーバは真空遮断器の使用をより高い電圧分野への拡大を妨げる主な障害のうちの1つである。本研究では真空中でのアルミナ誘電体上の沿面放電の進展過程を光電子増倍管による高感度測定と放電の撮像により調べた。実験で用いた実験容器の真空圧力は10^-5Paオーダで,負の標準的な雷インパルスを使用した。その結果,表面フラシュオーバの進展の前に「予備放電」として定義したアルミナ誘電体上での小さな発光現象が存在することがわかった。筆者等は,真空中の沿面放電の進展過程における電荷の活動を(1)予備放電,(2)表面フラッシュオーバの開始,(3)表面フラシュオーバの拡大の3つの段階に分類した。予備放電は陰極からの電子の放出により発生し,これに続くフラシュオーバが放電電流の急増とともに開始し,アルミナ誘電体上の電荷に起因する電場の歪によりフラシュオーバがアルミナ誘電体の表面全体に拡大することがわかった。

シソーラス用語： *沿面放電 ,  *電気試験 ,  *フラッシュオーバ ,  真空 ,  アルミナ ,  発光 ,  電子放出 ,  真空遮断器 ,  光電子増倍管 ,  衝撃電圧 ,  雷インパルス
準シソーラス用語： *インパルス電圧試験

分類 (4件)： 気体放電  (BJ03020T) ,  熱電子放出,電界放出  (BM09020S) ,  高電圧技術・設備  (NA03000I) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 真空 ,  インパルス ,  沿面放電 ,  フラッシュオーバ