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J-GLOBAL ID：201402298441725966   整理番号：14A0219990

CFRPの研削特性に及ぼす加工雰囲気の影響(水溶性クーラントおよび液体窒素供給の効果)

Influence of Grinding Atmosphere on Grinding Characteristics of CFRP (Effect of Soluble Coolant or Liquid Nitrogen Supply)

著者 (6件)： 大橋一仁 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  前野隼人 (JFEスチール) ,  藤原良平 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  窪田真一郎 (岡山県工技セ) ,  吉川満雄 (岡山県工技セ) ,  塚本真也 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 79  号： 808  ページ： 5068-5078 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,CFRPの研削加工における加工雰囲気が研削特性に及ぼす影響を実験的に検討している。すなわち,ビトリファイドボンドダイヤモンド砥石を用いて乾式研削,湿式研削および液体窒素を供給して一軸のCFRPを研削する場合の,研削面性状,仕上面粗さ,研削抵抗,研削温度などを解析している。砥石研削点温度は,開発したカーボン/コンスタンタン熱電対を用いて測定し,設定砥石切込み量が大きくなると砥粒研削点温度はCFRPのガラス転移点を上回ることが明らかになった。また,湿式研削は,CFRPの研削面性状を良好にし,仕上面粗さを小さくでき,被削材の曲げ強度の減少も比較的抑制できることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *研削 ,  液体窒素 ,  *雰囲気 ,  ダイヤモンド砥石 ,  湿式法 ,  加工温度 ,  ガラス転移点 ,  加工面 ,  冷媒 ,  加工性試験 ,  *炭素繊維強化プラスチック ,  乾式加工
準シソーラス用語： *CFRP

分類 (2件)： 研削  (QC03000R) ,  その他の性質・試験  (YH02060V)

引用文献 (16件)：

• (1) 柳下福蔵,“複合材料(CFRP)の穴あけ加工技術”,機械と工具,Vol. 51, No. 6 (2007), pp. 21-28.
• (2) 佐久間敬三,瀬戸雅文,谷口正紀,横尾嘉道,“炭素繊維強化プラスチックの切削における工具摩耗(工具材種の影響)”,日本機械学会論文集C編,Vol. 51, No. 463(1985), pp. 656-666.
• (3) 坂本重彦,“CFRPの穴あけ加工について”,砥粒加工学会誌,Vol. 57, No. 4 (2013), pp. 219-222.
• (4) 田代徹也,藤原順介,花﨑伸作,藤原進一,“超砥粒ホイールによるCFRPの乾式研削”,砥粒加工学会誌,Vol. 48, No. 11 (2004), pp. 623-628.
• (5) 田代徹也,藤原順介,花﨑伸作,藤原進一,“CFRPの研削面の生成機構”,砥粒加工学会誌,Vol. 49, No. 2 (2005), pp. 99-104.

タイトルに関連する用語 (6件)： CFRP ,  研削特性 ,  雰囲気 ,  水溶性 ,  クーラント ,  液体窒素