特許
J-GLOBAL ID:201403018612780376
モルタル又はコンクリート用組成物を成形してなる成形品
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-120407
公開番号(公開出願番号):特開2010-001208
特許番号:特許第5330895号
出願日: 2009年05月18日
公開日(公表日): 2010年01月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 高炉スラグ細骨材(A)、水(W)、並びに高炉スラグ微粉末(B)及びポルトランドセメント(C)を含む結合材(D)を含有し、硫酸に晒される環境で使用されるモルタル又はコンクリート用組成物を成形してなる成形品であって、高炉スラグ細骨材(A)は非晶質であり、高炉スラグ微粉末(B)の比表面積がブレーン値で2500〜6500cm2/gであり、かつ、結合材(D)に対するポルトランドセメント(C)の質量比(C/D)が0.3〜0.9であり、結合材(D)に対する高炉スラグ微粉末(B)の質量比(B/D)が0.1〜0.7であり、結合材(D)100質量部に対して高炉スラグ細骨材(A)を100〜1000質量部含み、結合材(D)100質量部に対して水(W)を25〜42質量部含み、
ポルトランドセメント(C)は普通ポルトランドセメントであり、
前記モルタル又はコンクリート用組成物によるモルタル又はコンクリート供試体を、7日間水中養生した後から質量パーセント濃度で5%濃度の硫酸溶液に56日間浸漬した後の質量変化率が、7日間水中養生した後の質量を基準として100%を超えており、
前記質量変化率は、結合材(D)に対する水(W)の質量比である水結合材比(W/D)、すなわち前記モルタル又はコンクリート供試体の圧縮強度に関係なく100%を超えるものであり、
前記モルタル又はコンクリート供試体は、硫酸に接することでその表面に緻密な二水石こう層が形成されるものであり、
前記モルタル又はコンクリート用組成物を蒸気養生することによって得られることを特徴とするモルタル又はコンクリート用組成物を成形してなる成形品。
IPC (6件):
C04B 28/08 ( 200 6.01)
, C04B 7/19 ( 200 6.01)
, C04B 18/14 ( 200 6.01)
, C04B 28/02 ( 200 6.01)
, E03F 3/04 ( 200 6.01)
, E03F 7/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
C04B 28/08
, C04B 7/19
, C04B 18/14 A
, C04B 18/14 C
, C04B 28/02
, E03F 3/04 Z
, E03F 7/00
引用特許:
審査官引用 (10件)
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特開昭61-281057
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舗装用材料およびその成形体の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-379085
出願人:川崎製鉄株式会社
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コンクリート組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-192508
出願人:新日本製鐵株式会社, 太平工業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (9件)
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土木系材料技術・技術審査証明報告書 高炉スラグ系高強度・高耐久性コンクリート NEMコンクリート, 1989, 表紙,技術審査証明書,目次,1頁,9頁
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鉄鋼スラグの高炉セメントへの利用, 200903, 表紙、はじめに、目次、第23頁
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硫酸の作用を受けるセメント硬化体の劣化予測手法に関する検討
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JIS A 5011-1:2003, 表紙、第2頁、第23頁
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JIS A 6206:1997, 表紙、1頁、10頁、12頁
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鉄鋼スラグの高炉セメントへの利用について, 1988, 表紙、第1頁、第4頁
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各種モルタルの耐硫酸性に関する研究
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高炉スラグ細骨材を用いたセメント硬化体の耐硫酸性
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新 セメント・コンクリート用混和材料, 2007, 第1版, 23〜33
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