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J-GLOBAL ID:201502200356890999   整理番号:15A1165371

SrTiO3粒子上の光生成電荷キャリアの形態感受性トラップ状態の時間分解可視-中赤外吸収スペクトルによる研究:溶融塩フラックス処理の効果

Morphology-sensitive trapping states of photogenerated charge carriers on SrTiO3 particles studied by time-resolved visible to Mid-IR absorption spectroscopy: The effects of molten salt flux treatments
著者 (8件):
資料名:
巻: 313  ページ: 168-175  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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SrTiO3粒子の形態変化が光生成電荷キャリアの挙動に及ぼす影響を,可視から中赤外の領域での時間分解吸収(TA)分光法によって研究した。購入したままの欠陥の多い市販SrTiO3粒子の場合,大部分の電荷キャリアは深くトラップされ,11,000cm-1に過渡的吸収ピークを示した。走査型電子顕微鏡によると不規則な形状の一次粒子は激しく凝集し,水の分解反応の光触媒活性はごく低かった。しかしSrCl2でこの粉体をフラックス処理すると,明確な面を有する微細なSrTiO3立方晶が形成され,光触媒活性は著しく改善された。TA分析によるとスペクトル形状は大きく変化した。すなわち深くトラップされた電子の数は減り,2500cm-1の吸収帯を示す浅くトラップした電子の数は増した。フラックス処理によって見られた電子トラップ深さの変化は欠陥の数の減少に起因するものと思われる。またAl2O3るつぼ内でのさらなるフラックス処理は(1)SrTiO3へのAlドーピングを強化し,(2)光触媒活性を増し,(3)スペクトルの形状を変え,(4)浅くトラップされた電子の寿命を延ばすことが分かった。光触媒活性の上昇は恐らく寿命の変化に起因するものと思われる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  塩基,金属酸化物 

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