送り駆動系と機械工具構造の間の連成振動の分析

SATO Ryuta; TASHIRO Gen; SHIRASE Keiichi

文献

J-GLOBAL ID：201502211006110895 整理番号：15A1323854

送り駆動系と機械工具構造の間の連成振動の分析

Analysis of the Coupled Vibration Between Feed Drive Systems and Machine Tool Structure

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資料名：
巻： 9 号： 6 ページ： 689-697 発行年： 2015年11月05日
JST資料番号： L0997B ISSN： 1881-7629 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

この研究では,機械工具構造と送り駆動系の連成振動を分析できる数学的モデルを構成した。モデルは実際の機械工具構造のモード解析に基づいて提案される。それは.ベッドの3つの移動,3つの回転変位,ベッドとカラムの間の相対的な角変形,ベッドと鞍部の間の相対的な移動と角変形,およびカラムと主軸頭の間の相対的な移動と角変形から成る。さらに,各送り駆動系は,2自由度の振動モデルを使用することでモデル化される。また,それぞれの軸のサーボ制御装置がモデル化される。テーブルとヘッドの間の周波数応答,フィードバック位置の運動軌道,線形目盛位置,および相対変位が,提案モデルの妥当性を確認するために,測定されて,シミュレートされる。トラッキングエラーに及ぼす連成振動の影響が実験とシミュレーションの両方の支援で調べられる。振動に及ぼすサーボ系の影響を調査するために,実験とシミュレーションの両方が以下の3つの状態で送り駆動系を使用することによって行われる。3つの状態は,機械的固定,サーボオン,サーボオフである。実験とシミュレーションの結果は,提案モデルが,振動モードと振動モードに及ぼす送り駆動系の条件の影響を表現できるのを示している。(翻訳著者抄録)

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工作機械要素,ジグ,チャック , 振動の励起・発生・測定

引用文献 (27件)：

W. R. Moore, “Fundamentals of Mechanical Accuracy,” The Moore Special Company, 1970.
ISO230-1, “Test Code for Machine Tools - Part I: Geometric accuracy of machines operating under no-load or quasi-static conditions,” 2012.
S. Ibaraki and W. Knapp, “Indirect Measurement of Volumetric Accuracy for Three-axis and Five-axis Machine Tools: A Review,” Int. Journal of Automation Technology, Vol.6, No.2, pp. 110-124, 2012.
Y. Altintas, A. Verl, C. Brecher, L. Uriarte, and G. Pritschow, “Machine Tool Feed Drives,” CIRP Annals - Manufacturing Technology, Vol.60, No.2, pp. 779-796, 2011.
R. Sato, “Feed Drive Simulator,” Int. Journal of Automation Technology, Vol.5, No.6, pp. 875-882, 2011.

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