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J-GLOBAL ID：201502219195497526   整理番号：15A0885661

研究を支える最先端の計測分析技術-構造解析,形態観察を中心とした分析技術-中性子ラジオグラフィーを用いた流通式反応装置内での超臨界水と室温水の混合場の観察

著者 (3件)： 高見誠一 (東北大 多元物質科研) ,  塚田隆夫 (東北大 大学院工学研究科) ,  竹中信幸 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 79  号： 8  ページ： 614-617  発行年： 2015年08月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 流体の輸送現象の観察,理解,制御は化学工学の基本であり,透明な円管内を流れる水の流動状態をインクなどのトレーサで可視化する学生実験をおこなった方も多いだろう。常温常圧下の実験なら透明な樹脂を円管の材料として使えるが,高温高圧下でおこなう実プロセスでは同様の観察は不可能である。しかし,中性子線は後述する特徴のため金属容器内の水密度を可視化できる。本稿では流通式超臨界水熱合成装置内における超臨界水と室温水との混合状態の観察について紹介した。中性子線の特徴,超臨界水熱合成における混合場の可視化,観察条件などについて解説した。

シソーラス用語： 研究 ,  構造解析 ,  *中性子ラジオグラフィー ,  *流通反応器 ,  *超臨界水 ,  室温 ,  水 ,  *混合 ,  場 ,  観察 ,  中性子ビーム ,  水熱合成 ,  可視化 ,  条件
準シソーラス用語： 形態観察 ,  計測技術 ,  研究支援 ,  最先端 ,  中性子線 ,  分析技術

分類 (1件)： 反応装置  (XE01030X)

引用文献 (13件)：

• 鬼柳善明:RADIOISOTOPES,56,211-217(2007),およびこれに続く連載講座「中性子イメージング技術の基礎と応用」
• Domanus, J. C. : Practical Neutron Radiography, pp. 35-39, Kluwer (1992)
• Adschiri, T. et al. : J. Am. Ceram. Soc., 75. 2615-2618 (1992)
• 高見誠一ら:真空,52,550-556(2009)
• Adschiri, T. et al. : Supercritical hydrothermal synthesis of advanced metal oxide nanoparticles, pp. 79-97, in Materials Chemistry in Supercritical Fluids, Research Signpost (2005)

タイトルに関連する用語 (12件)： 研究 ,  最先端 ,  計測 ,  分析技術 ,  構造解析 ,  形態観察 ,  中性子ラジオグラフィー ,  流通 ,  反応装置 ,  超臨界水 ,  室温 ,  観察