文献
J-GLOBAL ID:201502221341843347   整理番号:15A0975284

グリム-Li塩溶媒和物イオン液体をベースにした高分子電解質中のLi+イオン輸送

Li+ Ion Transport in Polymer Electrolytes Based on a Glyme-Li Salt Solvate Ionic Liquid
著者 (8件):
資料名:
巻: 175  ページ: 5-12  発行年: 2015年09月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高分子電解質(PE)は,新しいイオン伝導材料,特に,リチウムイオン電池応用の新しいイオン伝導材料として集中的な研究の的になっている。高速リチウム伝導PEを発展させる新しい方法について報告した。リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(Li[TFSA])とテトラグリム(G4)の等モル混合物から成るグリム-Li塩溶媒和物イオン液体,[Li(G4)1][TFSA]の熱特性,イオン輸送特性,および電気化学的性質の特性評価を行った。性質に対する高分子構造の影響を調査するために,ポリ(エチレンオキシド)(PEO),ポリ(メタクリル酸メチル)(PMMA),およびポリ(アクリル酸ブチル)(PBA)を[Li(G4)1][TFSA]と結合した。錯体(溶媒和物)カチオンの安定性を評価するために,グリムとLi+イオン(DG/DLi)の自己拡散係数比を調査した。DG/DLiの値は,[Li(G4)1]+錯体カチオンが,PMMAおよびPBAをベースにした溶液では安定したまま(DG/DLi=1)であるのに対し,PEOをベースにした溶液ではG4とPEOが配位子交換反応を起こすことを示した。PMMAおよびPBAをベースにした溶液における[Li(G4)1]+錯体カチオンのロバスト性は,高い重量損失温度,より多くのLi輸率数,および高い酸化安定性をもたらした。調査した高分子溶液の中で,Li+イオンに対するより低いガラス転移温度と低い親和性により,PBAをベースにした溶液が優れたリチウム輸送特性(10-4~10-3S cm-1のイオン伝導率と0.5の高いLi輸率)をもたらした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液体の輸送現象一般  ,  二次電池  ,  分子化合物  ,  非水溶液  ,  電気化学一般 

前のページに戻る