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J-GLOBAL ID：201502230459638878   整理番号：15A0715869

ROMP用工業錯体触媒におけるルテニウム中心へのNHC配位子の導入方法

著者 (2件)： 鎌田満 ,  押木俊之
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 1  ページ： 55  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NHC配位ルテニウム錯体はオレフィンメタセシス触媒として優れた活性を示すことが知られている。近年我々はシッフ塩基部位をもつNHC配位ルテニウム錯体がROMP用触媒として有用であることを見出し,その事業化を検討してきた。事業化にあたっては高純度の錯体を高収率で合成することが必須であるが,目的錯体の合成においてはNHC配位子の導入プロセスにおける収率低下が問題であった。我々はNHC配位子の導入方法を最適化し,高純度の錯体をほぼ定量的に得ることに成功した。さらに23gスケールにおける合成においても小スケールを全て再現することに成功した。(著者抄録)

シソーラス用語： *大量生産 ,  *化学合成 ,  触媒 ,  *ルテニウム錯体 ,  カルベン ,  *窒素複素環化合物 ,  カルベン錯体 ,  *メタセシス ,  *オレフィン化合物 ,  アゾメチン ,  Schiff塩基錯体 ,  *改変 ,  経営戦略 ,  事業 ,  最適化 ,  純度 ,  再現性 ,  クロロ錯体 ,  *オレフィンメタセシス ,  N-ヘテロ環状カルベン ,  *起業
準シソーラス用語： NHC【カルベン】 ,  Schiff塩基 ,  シッフ塩基錯体 ,  *事業化

分類 (5件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G) ,  アルケン  (CF03030T) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (3件)： (1,3-ジメシチルイミダゾリジン-2-イリデン)ラジカル ,  (3-フェニル-1H-インデン-1-イリデン)ラジカル ,  2-[(2-メチルフェニルイミノ)メチル]フェノール

タイトルに関連する用語 (6件)： ROMP ,  工業 ,  錯体触媒 ,  ルテニウム ,  NHC ,  配位子