文献
J-GLOBAL ID:201502267435654539   整理番号:15A0744217

温暖化政策支援モデルのための全球作物収量影響関数の開発

Development of impact functions of global crop yield for climate change policy support models
著者 (9件):
資料名:
巻: 14  ページ: 41-56 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0149A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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気候変動は農業,水資源など様々な分野に影響を及ぼす。温室効果ガス(GHG)放出量削減および気候安定化の目標を設定する政策の決定は,国際的な協調を通して行われる必要がある。多くの分野への影響調査することでこの政策決定をサポートするために,AIM/Impact[Policy]と呼ばれる複合分析ツールが開発された。AIM/Impact[Policy]は,GHG排出に起因する気候変動の様々な分野に及ぼす影響を,影響関数を使い予見する。影響関数は,任意の条件下における気候変動を国別で平均した影響のルックアップテーブルである。本研究で筆者らは,AIM/Impact[Policy]で使うトウモロコシ,コムギおよびイネの影響関数を開発した。筆者らは,M-GAEZモデルと命名したフルスケールの影響モデルを,温度や降雨量を変化させて使い,感受性を分析した。各国の穀物収量を平均し,影響関数を求めた。分析結果から判断し,穀物収量の温度および降雨量に対する感受性は,国および穀物の種類により異なる。生産量が多い国の中では,ブラジルのトウモロコシやインドネシアのイネなど,多くのケースで収量が減少した。温度が4°C上昇すると,インドのコムギ収量は現在の30%まで減少することから,その条件下ではコムギが成長しにくくなることを示している。影響関数は,それぞれの国における穀物の収量に及ぼす幾つかの仮定される気候変動(すなわち気温の変化,降雨量の変化)の影響を提供できるため,政策の決定に有用であろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気候学,気候変動  ,  ドキュメンテーション 
引用文献 (21件):
  • Arnell, N. W., Lowe, J. A., Brown, S., Goslings, S. N., Gottschalk, P., Hinkel, J., Lloyd-Hughes, B., Nicholls, R. J., Osborn, T. J., Osborne, T. M., Rose, G. A., Smith, P. and Warren, R. F., 2013: A global assessment of the effects of climate policy on the impacts of climate change. Nature Climate Change, 3, 512-519.
  • CIESIN, 2005: Gridded Population of the World (Version 3). Center for International Earth Science Information Network, Palisades, http://sedac.ciesin.org/gpw/lecz.jsp
  • FAO, 1995: The Digital Soil Map of the World (Version 3.5). Food and Agriculture Organization, Rome, Italy, CD-ROM.
  • FAO, 2013: FAOSTAT. http://faostat3.fao.org/faostat-gateway/go/to/home/E
  • Fischer G., van Velthuizen H., Shah M. and Nachtergaele F. O., 2002: Global Agro-ecological Assessment for Agriculture in the 21st Century: Methodology and Results. IIASA RR-02-02, International Institute for Applied System Analysis, Laxenburg, Austria, 156pp.
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