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J-GLOBAL ID：201602207234218388   整理番号：16A0259716

盛土構造物の排水能力に対する解析的検討

ANALYSIS STUDY AN EMBANKMENT MODEL WITH DRAINAGE

著者 (3件)： 金澤伸一 (福島工業高等専門学校 建設環境工学科) ,  橘伸也 (埼玉大学 大学院理工学研究科) ,  飯塚敦 (神戸大学 都市安全研究センター)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.429-I.436 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土構造物は安定性や変形特性の向上を目的とした締固め土で構成されている.しかしながら,近年突発的に増加している局所的豪雨や,台風に伴う集中豪雨により盛土の崩壊事例が数多く報告されているが,その要因分析に対する検討は十分になされていない.そこで本研究では,不飽和土/水/空気連成有限要素法解析プログラム(空気溶存・溶解型)を用いて,盛土構造物の施工時,供用開始後の降雨による盛土内の応力挙動の変化を解析的に表現し,さらに集中豪雨による盛土崩壊の要因分析に対する検討を行う.また,現在の盛土構造物の排水対策の能力を解析的に把握することで,その適用性を検討した.(著者抄録)

シソーラス用語： *盛土 ,  *排水 ,  *遷移状態 ,  土構造 ,  不飽和土 ,  集中豪雨 ,  プログラムシミュレーション ,  最大許容量 ,  弾塑性 ,  構成モデル ,  土壌水分特性 ,  蒸発散 ,  因子分析 ,  計算機利用 ,  利用 ,  機械的性質
準シソーラス用語： 土-水-空気連成解析 ,  排水容量

分類 (2件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (16件)：

• 1) (社)日本道路協会: 「道路土工一盛土工指針」, 丸善出版, 2010.
• 2) Oka, F., Kimoto, S., Takada, N., Gotoh, H. and Higo, Y.: A seepage-deformation coupled analysis of an unsaturated river embankment using a multiphase elasto-viscoplastic theory, Soils and foundations Vol.50, No.4, pp.483-494, 2010.
• 3) 向後雄二, 高橋章, 鈴木朋和: 不飽和土弾塑性モデルを用いた実ダムの築堤・湛水挙動解析, 土木学会論文集, Vol.66, pp.183-195, 2010.
• 4) 田中麻穂, 河井克之, 金澤伸一, 橘伸也, 大野進太郎, 飯塚敦, 竹山智英: 築堤シミュレーションにおける設定条件が初期応力状態に及ぼす影響, 応用力学論文集, Vol.13,pp.423-430, 2010.
• 5) 金澤伸一, 豊嶋拓馬, 河井克之, 橘伸也, 飯塚敦: 土/水/空気連成有限要素解析を用いた締固め土の力学挙動の解析, 土木学会論文集A2(応用力学), Vol.15, pp. 291-298, 2012.

タイトルに関連する用語 (3件)： 盛土構造物 ,  排水能力 ,  解析