抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々は,輸送機器用高温超伝導誘導同期モータの研究開発を推進している。一般に,輸送機器は常に負荷を負った状態で加減速する必要があるが,特に停止時からのゼロ速発進時には過大電流が流れてしまうことから,これまで殆ど検討されていなかった。本研究では,定格出力20kW級試作機について,30kW(定格出力に対して1.5倍)の過大負荷を負った状態にて,3sの過酷なゼロ速発進試験に初めて成功した。さらに,過渡効率の概念を導入して,加速時効率を検討したので報告する。(著者抄録)