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J-GLOBAL ID:201602264274441396   整理番号:16A0843088

ガス窒化処理したクロム含有低合金鋼の拡散層硬さに及ぼす窒化温度と合金成分の影響

著者 (3件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 253-258(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車部品をはじめ多くの機械部品に適用されるガス窒化処理は,Fe-N系の共析変態点以下の温度で処理され,浸炭や高周波焼入れなどにおける焼入れを伴わないため,熱処理ひずみが小さい表面硬化処理である。ガス窒化処理したSCM435鋼などCr含有低合金鋼では拡散層中に窒化物が析出し,耐摩耗性や耐食性,また拡散層は耐疲労特性へ大きく影響するため,事前に拡散層硬さと窒素濃度の関係に及ぼす窒化処理温度の影響を把握しておくことが重要である。そこで本研究では,773,813および853Kの各温度でガス窒化処理した3種のCr含有低合金鋼の拡散層硬さ分布および拡散層中の窒素濃度を評価し,硬さと窒素濃度との関係を明らかにした。その結果,各鋼種・各温度において,拡散層中の硬さ増加量ΔHV(=拡散層中の硬さ-窒化処理後の心部硬さ)と窒素濃度には線形の関係を確認した。そして,鋼種毎の比例定数KHを,温度の関数として定式化した。などの知見を得た。
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分類 (2件):
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表面硬化熱処理  ,  機械的性質 
引用文献 (22件):
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  • 4) M. Yang and R. D. Sisson Jr.: J. Mater. Eng. Perform. (2013) 1892-1898.
  • 5) N. Syla, S. Klinaku and F. Aliaj: Res. J. Appl. Sci. 5(2010) 444–450.
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