抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デジタルカメラで同じシーンを露光時間を変えて撮影することで,ぼけ画像とノイズ画像の2枚の画像を得ることができる。この2枚の画像に含まれる情報を同時に利用することで,精細な画像を復元する手法が研究されている。このような手法は,1.ぼけを表現するカーネルの推定,2.推定カーネルの情報を元に画像を復元,の二段階処理で構成されている。しかし,どの既存手法も画像復元の段階では,片方の画像の情報のみしか利用していない,または,両方の画像を利用しているが最適化の際に大幅な近似を行っているため,大幅な改善の余地が残されていた。本研究では,画像復元の段階でぼけ画像とノイズ画像に含まれる情報を最大限活用するために,復元問題を制約付き凸最適化問題として定式化し,これを適切な凸最適化アルゴリズムを用いて解くことで画像を復元する手法を提案する。様々なぼけ/ノイズ強度の画像を用意し,提案法と片方の画像の情報のみを利用する手法の比較実験を行うことで,提案法の有効性を示す。(著者抄録)