抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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240Pu/239Pu同位体比は,原子炉や核兵器のタイプ,使用する核燃料の種類や燃焼時間などによって異なることが知られており,海水試料中の同位体比の測定からその起源と移行・循環過程を推定するのに有効である。北太平洋及びその縁辺海における表面海水中の239+240Pu濃度と240Pu/239Pu同位体比の分布を測定し,プルトニウム同位体の移行過程を明らかにすることを目的とした。いずれの海域においても大気圏核実験によるグローバルフォールアウトの平均値に比べ,有意に高い240Pu/239Pu同位体比であった。(著者抄録)