特許
J-GLOBAL ID:201603019946770438
非天然タンパク質製造用の組換え細菌の作製方法、及びその利用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-520488
特許番号:特許第5858543号
出願日: 2011年06月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 非天然タンパク質製造用の組換え細菌の作製方法であって、
(1)UAGコドンを認識するtRNAを細菌内に発現させるステップと、
(2)前記tRNAを非天然型アミノ酸又はα-ヒドロキシ酸によってアシル化するアミノアシル-tRNA合成酵素を細菌内に発現させるステップと、
(3)UAGコドンで翻訳を終結する翻訳終結因子をコードする遺伝子の欠損によって機能を喪失する遺伝子の群から選択される1以上の遺伝子の機能を、前記翻訳終結因子の非存在下において発現させるための処理を細菌に対して行うステップと、
(4)細菌内の前記翻訳終結因子をコードする遺伝子を欠損させるステップと、
を含み、
前記(1)〜(4)のステップにおける前記各細菌は全て同一の細菌であり、
前記細菌は、大腸菌または枯草菌であり、
前記1以上の遺伝子が、大腸菌のcoaD、murF、hda、mreC、hemA、lpxK及びlolA、並びに枯草菌のaccD、acpS、cspR、dapB、divIC、dnaA、fmt、folD、ftsA、map、mrpD、murE、murG、plsX、ppnK、racE、resB、resC、rnpA、rplX、rpmGB、rpmH、rpsG、secA、secY、topA、trmD、yacM、ydiC、yloQ、ypuH及びysxCの中から選択される1以上の遺伝子であり、
前記処理が、前記1以上の遺伝子の機能を前記翻訳終結因子の非存在下において発現させるDNA構築物を前記細菌に導入する処理及び/又は前記細菌の染色体上の前記1以上の遺伝子に、当該遺伝子の機能を前記翻訳終結因子の非存在下において発現させるための改変を導入する処理であり、
前記DNA構築物は、前記1以上の遺伝子の終止コドンをアンバーコドン(UAG)からオーカーコドン(UAA)又はオパールコドン(UGA)に置き換えた前記1以上の遺伝子の改変型遺伝子を含み、
前記改変は、前記細菌の染色体上の前記1以上の遺伝子の終止コドンをアンバーコドン(UAG)からオーカーコドン(UAA)又はオパールコドン(UGA)に置き換える改変である、作製方法。
IPC (4件):
C12N 15/09 ( 200 6.01)
, C12N 1/21 ( 200 6.01)
, C12P 21/02 ( 200 6.01)
, C12N 9/10 ( 200 6.01)
FI (4件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12N 1/21
, C12P 21/02 C
, C12N 9/10
引用特許:
引用文献:
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