特許
J-GLOBAL ID:201603020593863915

通信システム、通信制御装置及び不正情報送信防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 英仁 ,  河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-144038
公開番号(公開出願番号):特開2016-021623
出願日: 2014年07月14日
公開日(公表日): 2016年02月04日
要約:
【課題】共通の通信線に対して不正な情報送信がなされた場合であっても、この通信線に接続された通信装置の誤動作などを防止し得る通信システム、通信制御装置及び不正情報送信防止方法を提供する。【解決手段】共通のCANバスに対して複数のECU3と監視装置5とを接続する。各ECU3は、他のECU3へ送信すべきデータに認証情報を付した送信フレームをCANバスへ出力する。監視装置5は、CANバスに対するフレームの送信を監視しており、フレームの送信が行われた場合にはこれを取得して、取得したフレームに含まれる認証情報の正否を判定する。認証情報が正しいものでない場合、送信フレームが悪意のある機器100による不正なものである可能性があるため、監視装置5は、送信フレームのEOFの最終ビットがCANバスへ出力される前にエラーフレームをCANバスへ出力し、この送信フレームをECU3に破棄させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
複数の通信装置が共通の通信線を介して接続された通信システムにおいて、 前記通信装置は、 他の通信装置へ送信する情報に認証情報を付与する認証情報付与手段と、 該認証情報付与手段により前記認証情報が付された送信情報を前記通信線へ出力し、該送信情報を他の通信装置へ送信する情報送信手段と を有し、 前記通信線に接続され、前記通信線へ出力された送信情報を取得する取得手段、該取得手段が取得した送信情報に含まれる認証情報が正しいものであるか否かを判定する認証情報判定手段、及び、前記認証情報が正しいものでないと前記認証情報判定手段が判定した場合に前記送信情報を前記通信装置に破棄させる情報破棄手段を有する通信制御装置を備えること を特徴とする通信システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  B60R 16/023
FI (2件):
H04L12/28 200Z ,  B60R16/02 665P
Fターム (7件):
5K033AA08 ,  5K033BA06 ,  5K033CB01 ,  5K033DA13 ,  5K033DB16 ,  5K033DB20 ,  5K033EB08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-119739   出願人:株式会社東芝, 東芝ソリューション株式会社
  • 車両ネットワーク監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-279859   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車載ネットワークシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-031787   出願人:日立オートモティブシステムズ株式会社
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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