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J-GLOBAL ID：201702234271613754   整理番号：17A1370975

薄板モルタルを用いた橋梁の塩害環境評価

EVALUATION OF CHLORIDE ATTACK ENVIRONMENT OF A BRIDGE USING THIN PLATE MORTAR SPECIMEN

著者 (4件)： 和田拓馬 (新潟大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  佐伯竜彦 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  斎藤豪 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  山下将一 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 70  号： 1  ページ： 413-420(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は個別の構造物における塩害環境の定量的把握のための一検討として,新潟県沿岸部に位置する橋梁の地覆および桁において薄板モルタル供試体を用いた暴露試験を行った。その結果,構造物に到達する飛来塩分量は周辺の地形と気象条件に強く影響を受けること,短期間の暴露試験によって構造物の劣化環境の相対的な厳しさを把握できることを明らかにした。さらに薄板モルタルの暴露試験により,ミクロな塩害環境を評価でき,その定性的な傾向は風速場の解析と一致することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *劣化 ,  モルタル ,  コンクリート橋 ,  環境アセスメント ,  塩分 ,  *曝露試験 ,  気象条件 ,  風の場 ,  評価 ,  環境評価 ,  飛来塩分 ,  場
準シソーラス用語： *塩害劣化 ,  コンクリート製橋梁 ,  風速場 ,  定量評価

著者キーワード (8件)： 塩害環境 ,  飛来塩分 ,  薄板モルタル ,  暴露試験 ,  Chloride attack environment ,  Airborne salt ,  Thin mortar specimen ,  Exposure test

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (8件)：

• 1) 土木学会:2012年制定コンクリート標準示方書[設計編](2012)
• 2) 土木学会:塩害環境の定量評価に関する研究小委員会(348委員会)委員会報告書(2015)
• 3) 佐伯竜彦ほか:飛来塩分環境の定量評価に関する研究、土木学会論文集、Vol.66、No.1、pp.1-20(2010)
• 4) 佐伯竜彦ほか:薄板モルタル供試体を用いたミクロ塩害環境評価手法に関する基礎的検討、コンクリート工学年次論文集、Vol.33、No.1、pp.803-808(2011)
• 5) 谷口秀明ほか:塩害暴露試験による高強度コンクリートの塩分浸透と鉄筋腐食の評価、コンクリート工学年次論文集、Vol.26、No.1、pp.825-830(2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 薄板 ,  モルタル ,  橋梁 ,  塩害 ,  環境評価