抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワーク上の交通量の分布や波及を記述するためには,分岐・合流地点のような複数のリンクが接続する「ノード」における交通流の挙動を表すモデルが必要となる。従来用いられているミクロ・ノードモデルは,KW理論との整合性保証や,ノード特性などの諸元を表すパラメータ設定の困難さなどの課題を有していた。これに対し近年,KW理論と整合するマクロ・ノードモデルについての理論研究が進展してきている。これまでに,モデルが満たすべき条件が整理され,条件に基づいたモデル形式が複数提案されたほか,モデルが表現する交通流をノードの幾何構造や運転挙動の特性として具体的に解釈することが可能となりつつある。こうした理論の進展に伴い,ノードの特性を適切に反映するノードモデルの特定,ひいてはネットワーク上の交通状態表現の精度向上が期待されている。本稿ではマクロ・ノードモデルの現況を紹介し,その課題や今後の展望をまとめる。(著者抄録)