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J-GLOBAL ID:201702259569389015   整理番号:17A1310167

IoT時代のセーフティとセキュリティ-日本の産業競争力の強化に向けて-3)自動車分野のセーフティとセキュリティの動向と展望-自律走行の実現に向けて-

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巻: 58  号: 11  ページ: 972-977  発行年: 2017年10月15日 
JST資料番号: G0427A  ISSN: 0447-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車ではセンサ,カメラ,モータ,ハンドル,エンジンやブレーキなどの機器と電子制御装置間が接続され,車載制御ネットワークが構成されるようになった。本論文では,車載インフォテイメントシステムや携帯電話などの持込機器と車載制御ネットワークが直接,もしくはゲートウェイを介して間接的に接続されて自動車のセーフティを脅かす問題について述べた。2011年に機能安全に関する国際規格IEC611508をベースとする自動車分野規格ISO26262の第1版が発行され,セーフティに関連する電子制御システムに不具合が発生しても安全対策を追加してセーフティを確保する考え方が普及した。その一方,制御システムに対する意図的な攻撃によって自動車の制御が奪われたり,自動車内のコンピュータが有する情報の機密性,完全性,可用性が侵害されることによる脅威などに対する自動車のセキュリティには,1)開発時の想定の難しさ,2)多角的かつ網羅的な分析の難しさ,3)対象に適用可能な技術の制限,4)セキュリティ対策基準がないことといった課題がある。特に,自律走行に向けてセーフティでは責任と制御の権限の所在が一致することが重要であり,共用移動手段となることを想定して信用保証レベルの定義とレベルに応じたセキュリティ要件が検討されていることを論じた。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の情報処理  ,  データ保護  ,  走行装置 
引用文献 (4件):

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