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J-GLOBAL ID：201702260399537433   整理番号：17A0495243

発錆および生物劣化に着目した木造建築物接合部の長期構造性能に関する研究

Study on the Long-term Structural Performance of the Joints of Wooden Houses focused on the Nails Rust and the Timber Decay

著者 (1件)： 石山央樹 (中部大 工)
資料名： 旭硝子財団助成成果報告書(Web)
巻： 2015  ページ： ROMBUNNO.60 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0002A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2009年の長期優良住宅の普及の促進に関する法律の施行など,木造建築物における耐久性に関する取組が重要となってきている。一方,2000年の建築基準法改正で木造建築物における接合金物類の位置付けが明確化されるなど,接合金物類の重要性が高まってきている。木造建築物の接合部の耐久性上問題となるのは,金物の発錆,木材の生物劣化(腐朽・蟻害)であり,これらの劣化は水分を主な因子として発生するので,同時に起こっている可能性が高い。本研究では,これらの劣化現象を同時に発生させ,構造性能を定量評価した。その結果,釘接合部の木部がある程度腐朽した状態であっても,釘が発錆することにより,その構造性能は必ずしも低下しないことが明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *木構造 ,  建築物 ,  接合部 ,  腐食 ,  劣化 ,  環境被害 ,  *構造強度 ,  長期管理 ,  *耐久性 ,  建築金物 ,  *釘接合 ,  *剪断試験 ,  荷重-変形関係 ,  根入れ長さ ,  生物劣化
準シソーラス用語： ピロディン貫入深さ

分類 (2件)： 木構造  (RA04020P) ,  接合部  (HD03080V)

引用文献 (1件)：

• 石山央樹, 腰原幹雄:面材耐力壁の釘発錆時せん断性能に関する実験的研究 木造住宅の劣化時構造性能に関する研究 (その2), 日本建築学会構造系論文集 No.676, pp.911-918, 2012年.

タイトルに関連する用語 (8件)： 錆 ,  生物劣化 ,  着目 ,  木造建築物 ,  接合部 ,  長期 ,  構造性能 ,  研究