抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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周囲の環境変化に適応するような自己適応システムは,ソフトウェアシステムの大規模・複雑化に伴い,その重要性が増している。自己適応システムにおける適応には,自身の構成の切り替えも含まれるが,複数の構成が候補として存在する際に,トレードオフを考慮しながら状況に応じて適切なものを選択するのは容易ではない。本研究では,実行環境の変化傾向に基づいた構成選択法を提案する。この手法においては,システムがおかれる環境の傾向を監視し,構成切り替え時に,今後の環境変化も考慮して適切な構成を選択する。本研究では,実際に,提案手法を実装したサーバ管理システムにおいて,サーバにかかる負荷に傾向を与えた場合でのリクエストの処理速度やサービスの提供時間を計測し,環境の変化傾向に応じた適した構成変更がなされることを確認した。(著者抄録)