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J-GLOBAL ID：201802217680924652   整理番号：18A0914839

C-S-H加圧成型体の作製および物質移動性状の評価

EVALUATION OF C-S-H ON MASS TRANSFER USING COMPRESSION MOLDED C-S-H

著者 (4件)： 吉田泰崇 (新潟大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  小島彩 (新潟大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  佐伯竜彦 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  斎藤豪 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 71  号： 1  ページ： 140-145(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,合成C-S-Hを加圧成型することによりセメント硬化体を模擬したC-S-H成型体を作製すること,C-S-H成型体の酸素拡散係数を測定し,セメント硬化体においてC-S-Hが物質透過性に及ぼす影響を検討することを目的とした。成型体の作製は粉末成型機および冷間静水圧成型機により行い,セメント硬化体を模擬することが可能である成型条件を検討した。また,作製した成型体について酸素拡散試験および空隙径分布の測定を行い,酸素拡散における屈曲度を評価した。セメント硬化体と比較したところ,屈曲度はC-S-Hの表面積と相関を有することが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *水和物 ,  セメント ,  コンクリート ,  圧縮成形 ,  *物質移動 ,  硬化物 ,  酸素 ,  空隙率 ,  細孔構造 ,  屈曲度 ,  *細孔内拡散 ,  比表面積 ,  セメント硬化体 ,  *酸素拡散 ,  *ケイ酸カルシウム水和物
準シソーラス用語： *C-S-H

著者キーワード (14件)： C-S-H ,  CaO/SiO₂比 ,  加圧成型 ,  酸素拡散係数 ,  屈曲度 ,  空隙径分布 ,  表面積 ,  C-S-H ,  CaO/SiO₂ ratio ,  Compression molding ,  Oxygen diffusion coefficient ,  Tortuosity ,  Pore size distribution ,  Surface area

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (5件)：

• 1) 須田裕哉ほか:C-S-Hの組成と物理的性質に関する基礎的研究、土木学会論文集E、Vol.66、No.4、pp.528-544(2010)
• 2) 菊地道生ほか:酸素および塩化物イオンの実効拡散係数によるセメント系硬化体におけるイオン移動性状の評価、セメント・コンクリート論文集、No.64、pp.346-353(2010)
• 3) 鈴木一孝ほか:Ca/Si比の異なるC-S-Hの炭酸化、セメント・コンクリート論文集、No.43、pp.18-23(1989)
• 4) 白川敏夫ほか:セメント硬化体中への気体の拡散係数測定方法の提案、日本建築学会構造系論文集、第515号、pp.15-21(1999)
• 5) 須田裕哉ほか:セメント系硬化体の水和物の比表面積に関する研究、セメント・コンクリート論文集、No.65、pp.103-110(2011)

タイトルに関連する用語 (5件)： 加圧成型 ,  作製 ,  物質移動 ,  性状 ,  評価