抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インフラなどの金属部分に対する磁気を用いた非破壊検査は金属表面の欠陥を高速かつ容易に検出できるが,従来法では対象物と近距離でしか検査することができず,対象物との距離がある場合や金属内部の欠陥の検出が困難であった。本研究では検出部に超伝導微分コイルを用いて,内部検査に必要な低周波磁場にも適用できるようにした。また,コイルと磁気センサを組み合わせることで,対象物と距離が離れている場合に強い印加磁場の中でも微弱な二次的磁場を検出できる高感度な非破壊検査システムを開発した。コンクリートやアスファルト下の鉄鋼構造物などを想定した,対象物との距離が50mm以上の場合でも欠陥の検出ができた。(著者抄録)