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J-GLOBAL ID：201802239194144991   整理番号：18A1667485

Mn-Al合金の強磁場中熱分析

著者 (5件)： 三井好古 (鹿児島大 大学院) ,  麓秀斗 (鹿児島大 大学院) ,  小林領太 (鹿児島大 大学院) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  小山佳一 (鹿児島大 大学院)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2017  ページ： 170-171  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本研究では,Mn-Al合金強磁場中熱処理による非強磁性hcp相(τ相)から非平衡強磁性(τ相)への相変態加速効果について,より詳細な解明のためτ相の強磁場示差熱分析によるε-τ相変態温度の評価を実施。
・反応焼結法によって作製したMn-45at.%Al母合金を1373K,2日の熱処理を行い,水水中にクエンチし,X線回折測定を行い,ε相の単相化を確認。
・合金のHF-DTA曲線および相変態温度の磁場依存性を図示。
・全ての磁場中で,ε-τ相変態及び非強磁性のβ,γ相への相変態を含む単一の発熱ピークを観測。
・相変態温度は10T中においては,ゼロ磁場に比べ26K低下。
・定性的に,10Tを境に相変態温度の磁場依存性は,低下から上昇へ転向。
・相変態温度の変化を,ε相・τ相間のゼ一マンエネルギー利得の視点で考察。
・この複合的なε-τ相変態やβ,γ析出を含む試料の磁場効果の解明のため相の同定を予定。

シソーラス用語： 示差熱分析 ,  依存性 ,  X線回折 ,  *磁場効果 ,  *相変態 ,  *磁気的性質 ,  転移温度 ,  強磁場 ,  *マンガン合金 ,  ε相 ,  γ相 ,  中間相 ,  示差走査熱量測定 ,  τ相 ,  磁場依存性
準シソーラス用語： DTA【分析】 ,  示差走査熱分析 ,  *変態【金属】 ,  変態温度

分類 (2件)： 磁気的性質  (WB02020J) ,  熱処理技術  (WC03020T)

引用文献 (4件)：

• S. Awaji, et al., J. Cryst. Growth, 226 (2001) 83-87
• Y. Mitsui, et al., Mater. Trans. 54 (2013) 242
• R. Kobayashi, et al., Mater. Trans. 58 (2017) 1511.
• Y. Mitsui, et al., J. Alloy. Compd., 632 (2015) 251.

タイトルに関連する用語 (4件)： Mn ,  Al合金 ,  強磁場 ,  熱分析