抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
序文:basillicaタイプのような礼拝空間史上,キリスト教会における中央集権化された寺院タイプは対称性として特徴づけられ,回転対称性は礼拝空間の規範として使われてきた。そして,それらはその上に最も高いポイントを有する切り妻屋根やドームのような軸や点に沿った対称性のある部分も持ち合わせている。加えて,祭壇(聖餐台)は最近まで規範として日が昇る東に向けられる。この規範において,司祭は朝,日の出に向かって祈り,ゴシック式教会のバラ形の窓からその背に夕陽を受けた。それで,祭壇の周りで司祭や聖職者が礼拝をささげる自然光を理解することができるようである。そのような礼拝空間において,位置を隋意に配置できる天窓は,規範的(標準的)な空間タイプのうちで付加的な位置になると考えられる。本研究は,礼拝空間のフォームと祭壇に向いた天窓の配置との間の関係からみられる形態特性によって現代の宗教建築の礼拝空間における採光手法を明らかにすることを目的にする。手法:1950年代以降に建てられた現代の宗教建築における礼拝空間が,研究事例として選択された。第一に,礼拝空間の平面形式は,basillicaタイプと中央集中化計画を参照してその対称性と釣り合い(均衡)により検証した。これに加えて,(教会堂の)内陣と外陣の構成,(礼拝に集まった)会衆の椅子の配置もその配置でつくられる方角を知るために分析した。そして,天井の断面形式(形態)を祭壇とそのdigonal axistに沿った軸により分析した。第二に,計画における天窓の配置を考察した。祭壇の配向性が規範として東を向いているかどうかを確認し,天窓の断面形状と天窓の平面配置を分析した。第三に,これらの結果に基づいて,礼拝空間における天井の傾斜方向と天窓の配置からみられる礼拝空間の断面形状の組み合わせによる採用した昼光手法の形態的特徴を議論した。結果:1)礼拝空間での対称的平面形状は,規範として依然として保持されている。奥行きのある均衡がその中でより重要である。断面形状として,平坦な天井とドームのような交差軸に沿った傾斜した天井は2つともmajor である。断面形状の形は,内陣と祭壇の平面構成,及び会衆(信徒団)の椅子の配置によって特徴づけられる。2)祭壇の主要な方位は,例え東に面していないケースが半数以上だとしても,4方位の中でまだ東である。内陣の高いところに置かれた天窓と外陣(本堂)は,内陣以上に主要な配置である。礼拝空間の外面の方に向いた区域と位置(箇所)の間の組み合わせを分析すると,各組の間には明らかに違った関係がある。(3)結論は,天井の断面形状と天窓によって明るくなっている区域の間の組み合わせによる6つのデイライト手法を採用することになった。basillica と集中タイプのような礼拝空間の原形式を採用した手法もいくつかある。祭壇方向に傾斜した断面形状や平らな天井の形式のような新しいタイプの礼拝空間の形式を採用した他の手法もいくつか見いだされた。同じタイプの下で,殊に天窓の配置によって,異なる形をした手法もいくつかある。(翻訳著者抄録)