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J-GLOBAL ID：201802277807569571   整理番号：18A0110293

超電導接合を用いた永久電流1.3GHz NMRに向けて(1)~磁石の概念設計と要素技術開発~

著者 (12件)： 柳澤吉紀 (理研) ,  斉藤一功 (JASTEC) ,  濱田衞 (JASTEC) ,  西島元 (NIMS) ,  北口仁 (NIMS) ,  松本真治 (NIMS) ,  野口隆志 (NIMS) ,  植田浩史 (岡山大) ,  永石竜起 (住友電気工業) ,  PIAO Renzhong (理研) ,  高橋雅人 (理研) ,  前田秀明 (理研)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 95th  ページ： 96  発行年： 2017年11月21日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1GHz(23.5T)を大きく上回る超高磁場の高分解能NMRは,神経変性疾患であるアルツハイマー病に関わる脳内のアミロイドβタンパク質の研究を飛躍的に進展させるツールとして強く求められている。我々は,1.3GHz(30.5T)LTS/HTS NMRの開発に向けて,概念設計と要素技術開発を始めている。最大の挑戦は,永久電流運転を実現するための,超電導接合の実用化である。遮蔽電流磁場の抑制と電磁力による線材劣化の防止のために,中層コイルにBi-2223線材を用い,最内層コイルにのみREBCO薄肉コイルを用いた。要素技術としては,(1)Bi-2223コイルの電磁力設計法の確立と短絡・地絡の防止,(2)HTSコイルの遮蔽電流磁場予測と安定・均一磁場生成技術,(3)REBCO内層コイルの早期熱暴走の抑制・保護技術,(4)接合の開発を含めた永久電流コイル技術の確立,などが必要である。本報では,磁石の第一次基本設計と要素技術開発の進捗を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *超伝導接合 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *高分解能 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  カルシウム化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  *ビスマス化合物 ,  酸化物 ,  銅化合物 ,  *銅酸化物超伝導体 ,  *インダクタ ,  Bi2223 ,  *アミロイド ,  *糖タンパク質 ,  *動物タンパク質
準シソーラス用語： *銅酸化物系高温超伝導体 ,  RFコイル

分類 (3件)： 超伝導材料  (BM04041W) ,  Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  NMR一般  (BM07041R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 超電導接合 ,  永久電流 ,  NMR ,  磁石 ,  概念設計 ,  要素技術 ,  開発