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J-GLOBAL ID：201802290615720585   整理番号：18A0360831

シートパイル基礎の液状化抑制効果に及ぼす杭頭拘束条件の影響に関する解析的検討

Analytical study on the effect of pile head restraint condition of sheet pile foundation on liquefaction mitigation

著者 (4件)： 上田恭平 (鉄道総合技術研 鉄道地震工学研究セ) ,  西岡英俊 (鉄道総合技術研) ,  喜多直之 (大林組 生産技術本部) ,  田中隆太 (新日鐵住金)
資料名： 地盤工学シンポジウム論文集(CD-ROM)
巻： 59th  ページ： ROMBUNNO.8-4  発行年： 2014年11月27日 
JST資料番号： S0536B  資料種別： 会議録 (C)
発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シートパイル基礎は,仮土留め用のシートパイルを直接基礎のフーチングと接合させた基礎形式であり,杭基礎と比べてコスト・工期を低減でき,直接基礎より耐震性能が優れているなどの特徴がある。本研究では,シートパイル基礎の液状化地盤への適用に向けた知見を得るため,シートパイル頂部の回転自由度に対する拘束条件の違いがシートパイル内の液状化抑制効果にどのような影響を及ぼすかについて,有効応力解析を用いた基礎的な検討を行った。その結果,シートパイル頂部とフーチングをピン結合とした場合には液状化の抑制効果が見られないのに対し,剛結合とすることでシートパイル内の液状化程度を軽減できることを確認した。また,剛結時の液状化抑制効果に及ぼすシートパイル長の感度について検討したところ,シートパイル長を長くすることが,必ずしも液状化程度の低減効果を高めるわけではないことがわかった。(著者抄録)

タイトルに関連する用語 (6件)： パイル基礎 ,  液状化 ,  抑制効果 ,  杭頭 ,  拘束条件 ,  解析