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J-GLOBAL ID：201902232175419001   整理番号：19A1176209

トバモライトの生成および結晶構造に乾燥条件,Mgおよびアルカリが及ぼす影響

EFFECT OF DRY CONDITION AND Mg, ALKALI ON FORMATION AND CRYSTAL STRUCTURE OF TOBERMORITE

著者 (4件)： 加藤福將 (新潟大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  斎藤豪 (新潟大学 工学部社会基盤工学プログラム(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  松井久仁雄 (旭化成ホームズ株式会社 住宅総合技術研究所(〒416-0934静岡県富士市鮫島2-1)) ,  佐伯竜彦 (新潟大学 工学部社会基盤工学プログラム(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 72  号： 1  ページ： 48-55(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は80°Cで水和反応させたCaO-SiO₂-H₂O系材料に対して乾燥条件やMg,アルカリが1.4nmトバモライトや1.1nmトバモライトの生成あるいは結晶構造に及ぼす影響について検討することを目的とした。その結果,80°Cでの水和反応後,乾燥条件をRH=11%とした試料では1.4nmトバモライトが生成したのに対し,110°C乾燥を行った場合にはその層間隔が1.1nmに変化した。またMgの添加は,乾燥条件によらずトバモライトの生成を促進させる効果を示し,RH11%乾燥試料においては1.4nmトバモライトの積層方向の顕著な発達をもたらした。加えてNaClの添加はトバモライトのc軸方向の格子間隔を変化させる効果が,Na₂SO₄の添加はRH11%乾燥試料における1.4nmトバモライトの生成・成長を助長させる効果が示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *珪酸塩鉱物 ,  *水和反応 ,  *結晶構造 ,  試料調製 ,  塩基 ,  塩化ナトリウム ,  硫酸ナトリウム ,  酸化マグネシウム ,  相対湿度 ,  乾燥 ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  Rietveld法 ,  間隙
準シソーラス用語： XRD分析 ,  X線粉末回折 ,  オケルマナイト ,  *トバモライト

著者キーワード (14件)： 1.4nmトバモライト ,  1.1nmトバモライト ,  オケルマナイト ,  MgO ,  乾燥条件 ,  NaCl ,  Na₂SO₄ ,  1.4nm tobermorite ,  1.1nm tobermorite ,  Akermanite ,  MgO ,  Dry conditions ,  NaCl solution ,  Na₂SO₄ solution

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： トバモライト ,  結晶構造 ,  Mg ,  アルカリ