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J-GLOBAL ID：201902255578012038   整理番号：19A2887682

プロセス強化の最近の進展 強化された蒸留分離プロセスの経済性

著者 (2件)： 山木雄大 (産業技術総合研 化学プロセス研究部門) ,  松田圭悟 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 83  号： 12  ページ： 732-735  発行年： 2019年12月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・蒸留操作の省エネルギー化に資する統合化された蒸留プロセスおよび強化された蒸留分離技術の実装のための経済的評価手法の紹介。
・フロー集約型蒸留技術と潜熱回収型蒸留技術の可逆蒸留のプロセス強化。
・原理の異なるプロセスとハイブリッド化した蒸留技術として,化学反応と蒸留を統合した反応蒸留と蒸留分離を統合したハイブリッドプロセスの強化。
・蒸留分離が苦手とする共沸混合物の分離や,相対揮発度の小さい混合物の分離において,高い省エネルギー化が期待される膜分離と蒸留分離を統合したハイブリッドプロセス。
・プロピレンとプロパン分離を従来型蒸留塔と潜熱回収型蒸留を用いて行った設備コストと操作コストの経済性評価の比較事例。

シソーラス用語： *強化 ,  *蒸留 ,  蒸留塔 ,  評価 ,  回収 ,  過程 ,  *プロセス強化 ,  潜熱回収 ,  省エネルギー技術 ,  経済性評価 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  経済的評価 ,  ハイブリッドプロセス

分類 (1件)： 蒸留,蒸発  (XD02010F)

引用文献 (10件)：

• Nakaiwa, M and T. Ohmori: Innovation in Distillation Pocesses - Process Intensification for Energy Savings through Concept of ”detuning” from ideal state-, Synthesiology, 2(1), 51-59(2009)
• Mori, H. et al. : Separation Characteristics of a Modified Petlyuk Process for Ternary Separations, J. Chem. Eng. Jpn., 49(2), 79(2016)
• Yamaki, T. et al. : Operability of the Modified Petlyuk Process for Separation of Benzene, Toluene, and p-Xylene Ternary Mixture, J. Jpn. Petro. Inst., 62 (1) , 45-51(2019)
• Wakabayashi, T. and S. Hasebe Reversible Distillation Curve and Operating Locus as Criteria for Appropriate of HIDiC, Kagaku Kogaku Ronbunshu, 39, 493-502(2013)
• Kiss, A. A., M. Jobson and X. Gao Reactive Distillation: Stepping Up to the Next Level of Process Intensification, Ind. Eng. Chem. Res., 58(15), 5909-5918(2019)

タイトルに関連する用語 (5件)： プロセス ,  強化 ,  進展 ,  蒸留 ,  経済