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J-GLOBAL ID：201902283921824757   整理番号：19A1176253

共沈法による高Ca/Si比C-S-Hの合成

STUDIES ON SYNTHESIS OF C-S-H WITH HIGH Ca/Si RATIOS BY DOUBLE DECOMPOSITION METHOD

著者 (4件)： 斎藤豪 (新潟大学 工学部工学科社会基盤工学プログラム(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  鈴木一帆 (新潟大学 大学院環境科学専攻自然科学研究科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050)) ,  細川佳史 (太平洋セメント株式会社 中央研究所セメント化学チーム(〒285-8655千葉県佐倉市大作2-4-2)) ,  佐伯竜彦 (新潟大学 工学部工学科社会基盤工学プログラム(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 72  号： 1  ページ： 373-380(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は水和活性の高いβ-C₂Sを用いた再生セメントを得ることを目的として,出発物質となる高Ca/Si比C-S-Hの合成条件の検討および合成物の各種分析を行った。その結果,Ca源およびSi源をそれぞれ,塩化カルシウムまたは硝酸カルシウムかつオルトケイ酸ナトリウムとし,液相pHを高くした共沈法を用いることによって,XRFにより得られた固相C-S-Hの平均Ca/Si比が最大で1.95程度となる,構造内に局所的に存在する微細なCHをも含まないC-S-Hを合成できる可能性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *セメント ,  ケイ酸カルシウム ,  水和物 ,  水和反応 ,  活性 ,  *固相合成 ,  共沈 ,  塩化カルシウム ,  硝酸カルシウム ,  ケイ酸ナトリウム ,  蛍光X線分析 ,  ビーライト ,  メタケイ酸ナトリウム ,  ケイ酸カルシウム水和物
準シソーラス用語： C-S-H ,  XRF ,  共沈法 ,  *再生セメント

著者キーワード (12件)： 再生セメント ,  高活性β-C₂S ,  高Ca/Si比C-S-H ,  共沈法 ,  オルトケイ酸ナトリウム ,  メタケイ酸ナトリウム ,  Recycled cement ,  Highly reactive β-C₂S ,  C-S-H with a high Ca/Si ratio ,  Double-decomposition method ,  Sodium orthosilicate ,  Sodium metasilicate

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (21件)：

• 1) 国立環境研究所温室効果ガスインベントリオフィス:日本の1990-2015年度の温室効果ガス排出量データ、全国地球温暖化防止活動推進センター(2017)
• 2) 国際エネルギー機関(IEA):プレスリリース(2018)
• 3) 国際エネルギー機関(IEA):2009年版ロードマップ(2009)
• 4) 重要課題への取り組み1 低炭素社会に向けて セメント産業のセクトラルアプローチを推進、太平洋セメントCRCレポート2008、pp.38-39(2008)http://www.taiheiyo-cement.co.jp/csr/pdf/2008/01.pdf(2018.10.24アクセス)
• 5) 河端昌也、池田勝利:ヨーロッパにおける水硬性石灰の建築材料としての利用状況と日本建築への適用、Journal of the Society of Inorganic Materials、Japan、11、pp.171-177(2004)

タイトルに関連する用語 (3件)： 共沈法 ,  Ca ,  SI比