特許
J-GLOBAL ID:201903006816824606

環状DNAの増幅方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  山本 修 ,  宮前 徹 ,  中西 基晴 ,  泉谷 玲子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2017018472
公開番号(公開出願番号):WO2017-199991
出願日: 2017年05月17日
公開日(公表日): 2017年11月23日
要約:
無細胞系において、環状DNA、特に長鎖環状DNAを簡便かつ指数的に増幅することのできる方法を提供する。具体的には、複製開始配列(origin of chromosome(oriC))を有する環状DNAを、以下の酵素群:(1)環状DNAの複製を触媒する第一の酵素群;(2)岡崎フラグメント連結反応を触媒して、カテナンを形成する2つの姉妹環状DNAを合成する第二の酵素群;および(3)2つの姉妹環状DNAの分離反応を触媒する第三の酵素群ならびに、緩衝液、NTP、dNTP、マグネシウムイオン源、およびアルカリ金属イオン源を含む反応液と混合して生成した反応混合物を反応させることを含む、環状DNAの増幅方法を提供する。
請求項(抜粋):
環状DNAの増幅方法であって、以下の工程: (1)鋳型となる環状DNAと、以下: 環状DNAの複製を触媒する第一の酵素群; 岡崎フラグメント連結反応を触媒して、カテナンを形成する2つの姉妹環状DNAを合成する第二の酵素群; 2つの姉妹環状DNAの分離反応を触媒する第三の酵素群; 緩衝液; ATP; GTP、CTPおよびUTP; dNTP; マグネシウムイオン源;および アルカリ金属イオン源; を含む反応液との反応混合物を形成する工程、 ここで当該環状DNAはDnaA活性を有する酵素と結合可能な複製開始配列(origin of chromosome(oriC))を含む;および (2)工程(1)において形成した反応混合物を等温条件下で保温する工程; を含む、前記方法。
IPC (2件):
C12N 15/00 ,  C12P 19/34
FI (2件):
C12N15/00 ,  C12P19/34 A
Fターム (6件):
4B064AF27 ,  4B064CA21 ,  4B064CC24 ,  4B064CD02 ,  4B064CD20 ,  4B064DA20

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