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J-GLOBAL ID：202002221190842668   整理番号：20A2161902

くずし字の検出および認識を行うスタンドアロンシステムの開発

Development of Stand-alone System for Detection and Recognition of Kuzushiji

著者 (6件)： 早坂太一 (豊田工高専) ,  竹内正広 (豊田工高専) ,  大野亙 (豊田工高専) ,  加藤弓枝 (鶴見大) ,  山本和明 (国文学研究資料館) ,  石川徹也 (TRC-ADEAC)
資料名： 情報科学技術フォーラム講演論文集  (FIT)
巻： 19th  号： 第4分冊  ページ： 37-42  発行年： 2020年08月18日 
JST資料番号： L4664A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・畳込みニューラルネットワークによる深層学習を用いた,くずし字の検出および認識を行うスタンドアロンシステムを開発。
・国文学研究資料館では,歴史的典籍のデータベース構築を行っているが,多くの研究者にとって「くずし字」が障壁となっており,くずし字の自動翻刻が必要。
・本研究では,畳込みニューラルネットワークにくずし字を学習させ,Raspberry Piを用いて,その学習モデルを組み込んだスタンドアロンシステムを開発。
・デジタルアーカイブシステムADEACの古典籍を用いた実験,およびアンケート調査より本システムの有効性を確認。

シソーラス用語： *手書き文字認識 ,  *ニューラルネットワーク ,  機械学習 ,  制御用計算機 ,  古文書 ,  *畳込みニューラルネットワーク ,  深層学習 ,  ボードコンピュータ
準シソーラス用語： シングルボードコンピュータ

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (22件)：

• 国文学研究資料館, “歴史的典籍に関する大型プロジェクト,” https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/, 2015年10月14日参照.
• T. Clanuwat, M. Bober-Irizar, A. Kitamoto, A. Lamb, K. Yamamoto, and D. Ha. “Deep learning for classical Japanese literature,”. Proceedings of NeurIPS 2018 Workshop on Machine Learning for Creativity and Design, arXiv:1812. 01718, 2018.
• 早坂太一, 大野亙, 加藤弓枝, 山本和明, “ディープラーニングによる日本語の歴史的典籍におけるくずし字の認識およびWWW アプリケーション開発の試み,” 信学技報, PRMU2016-93, vol.116, no.259, pp.15-18, 2016.
• 和泉勇治, 加藤寧, 根元義章, 山田奨治, 柴山守, 川口洋, “ニューラルネットワークを用いた古文書個別文字認識に関する一検討,” 情報処理学会研究報告, vol.2000, no.8, pp.9-15, 2000.
• 人文学オープンデータ共同利用センター, “日本古典籍くずし字データセット(国文研所蔵・CODH加工),” doi:10.20676/00000340, http://codh.rois.ac.jp/char-shape/, 2020年1月18日参照.

タイトルに関連する用語 (2件)： 字 ,  開発