抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジカルボン酸であるアスパラギン酸あるいはリンゴ酸を金属分散剤として用いて調製した新規アモルファス前駆体を用いてペロブスカイト酸化物を合成し,これらを触媒として用いた有機化合物の分子状酸素(O
2)を用いた選択酸化反応への応用について検討した。本報告中に記載したBaRuO
3とBaFeO
3-δは,本手法を用いることで固相法などの従来法と比較して高表面積を有するナノ粒子集合体として合成可能であることを明らかとした。菱面体晶9R-BaRuO
3ペロブスカイトが,O
2のみを酸化剤とした種々のスルフィドの選択酸化反応に対して優れた固体触媒として機能した。反応後に回収した触媒は,触媒活性に変化なく再利用可能であった。触媒効果,
18O
2を用いた同位体実験,速度論解析による反応機構の検討より,本酸化反応がMars-van Krevelen機構により進行していると推定された。また,高原子価鉄種を有する六方晶6H-BaFeO
3-δがO
2のみを酸化剤とした添加剤フリーのアルカン酸化反応に対して効率的かつ再利用可能な固体触媒として機能することを見いだした。(著者抄録)