抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成30年7月豪雨によって愛媛県南西部で発生した土砂災害の現地調査を行うとともに,その主な原因となった斜面崩壊の規模と分布の特徴を分析した。豪雨直後に撮影された空中写真を判読した結果,調査地域の約47km
2の範囲内で計2,453箇所(総面積810,920m
2)の崩壊地が抽出された。調査地域の中央にある秩父帯と四万十帯の地質境界を挟む南北で降雨強度や総雨量にほとんど違いがなかったにもかかわらず,南側の四万十帯に集中して多数の斜面崩壊が発生していた。四万十帯の中では,砂岩の領域で最も多くの崩壊が発生していた。それらの大半は面積100m
2未満の崩壊であり,果樹園としての利用されている斜面に集中していた。一方で,面積1,000~10,000m
2オーダーに及ぶ比較的規模の大きな崩壊も同時に発生していた。それらはこの地域の四万十帯砂岩に特徴的な節理の発達により,分離の進行した岩盤の深層崩壊であった。(著者抄録)