抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ガウス雑音が重畳された画像のガウス雑音の標準偏差を推定する方法として,MAD(Median Abusolute Deviation)に基づく方法と反復処理を使用するPCA(Principal Component Analysis)に基づく方法が提案されている.これらの方法は,ガウス雑音の標準偏差が大きい場合に正確に推定可能ではあるものの,標準偏差が10未満の低レベルガウス雑音の場合の推定精度は良好ではない.本論文では,従来のMAD推定法を拡張した手法を提案する.提案された方法は,画像のエッジと詳細信号の量に応じて二つの方法を切り替える.画像にエッジや詳細な信号が多い場合はガウス雑音の再重畳による推定方法を選択し,一方,画像のエッジや細かい信号が少ない場合は雑音除去フィルタを用いた推定法を選択する.提案法ではMADを用いた従来法と比較して低レベルガウス雑音重畳画像において標準偏差の推定誤差を約11%低減できることを明らかにした.(著者抄録)