抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブロッコリーの高品質多収生産には,充実した外葉の生育と緩慢な花蕾形成が重要とされるが,生育段階別の養分吸収量を解明することにより,養分吸収特性に基づいた効率的な肥培管理が可能と考える.しかし,側花蕾型ブロッコリーの養分吸収特性に関する報告は見当たらず,側花蕾型ブロッコリーの栽培時に推奨されている摘心の有無が側花蕾型ブロッコリーの養分吸収特性に及ぼす影響も明らかでない.本研究では,側花蕾型ブロッコリーの生育と肥料の三要素である窒素,リンおよびカリウムの含有量の推移について,通常の頂花蕾型ブロッコリーと比較検討するとともに,摘心の有無が養分吸収特性に及ぼす影響を検討した.その結果,摘心により,地上部において,両品種の株の大きさ(乾物重)は変化したものの,各元素の含有量は同等もしくは低下した.一方,地下部においては,摘心により,両品種のリン含有量が増加した.リンは,地下部重に影響を及ぼすことから,摘心を行うことが推奨されている側花蕾型ブロッコリーを栽培する際は,摘心後のリン含有量が増加する収穫開始期にリンの不足を生じさせない施肥や肥培管理などにより,株を充実させることで収穫期後半の収量の向上が期待できると考える.(著者抄録)