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J-GLOBAL ID：202102253089189567   整理番号：21A0332136

SMRにおけるニューラルネットワークを用いた繰返し復号の一検討

A Study on Iterative Decoding Using Neural Network in SMR

著者 (5件)： 西川まどか (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  仲村泰明 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  金井靖 (新潟工科大) ,  大沢寿 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  岡本好弘 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 120  号： 274(MRIS2020 5-10)  ページ： 26-31 (WEB ONLY)  発行年： 2020年11月26日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二次元磁気記録(TDMR:two-dimensional magnetic recording)を想定した瓦磁気記録(SMR:shingled magnetic recording)のための信号処理方式としてLDPC(low-density parity-check)符号化・繰返し復号化方式について検討している.これまでに,2次元有限インパルス応答(TD-FIR:two-dimensional finite impulse response)フィルタによる波形等化やITI(inter-track interference)キャンセラを提案し,ITIの影響を低減できることを示した.本稿では,波形等化と繰返し復号の機能を有するニューラルネットワーク検出器を提案している.ニューラルネットワーク検出器では,復号対象トラックおよび隣接トラックの3トラックからの再生波形と,戻されたSP(sum-product)復号器出力系列から得られる復号対象トラックからの再生波形のレプリカを用いて,復号信頼度として算出した対数尤度比(LLR:log-likelihood ratio)を算出してSP復号器に渡すことで繰返し復号を行う.また,TD-FIRフィルタおよびAPP(a posteriori probability)復号器を用いた繰返し復号と比較検討している.(著者抄録)

シソーラス用語： *磁気記録 ,  パリティ検査 ,  インパルス応答 ,  復号化 ,  *ニューラルネットワーク ,  高密度実装 ,  *シングル磁気記録 ,  有限インパルス応答 ,  低密度パリティ検査 ,  *記録
準シソーラス用語： LDPC ,  トラック間干渉 ,  繰り返し復号化

分類 (1件)： 記憶装置  (JC04060F)

引用文献 (15件)：

• Tech Targetジャパン運営事務局, “「HDD は SSD に負けた」が間違いであるこれだけの根拠,” Tech Target ジャパンプレミアム, pp.1-8, 東京, 2019.
• R. Wood, M. Williams, A. Kavcic, and J. Miles, “The feasibility of magnetic recording at 10 terabits per square inch on conventional media,” IEEE Trans. Magn., vol.45, no.2, pp.917-923, Feb. 2009.
• R. G. Gallager, “Low-density parity-check codes,” IRE Trans. Inform. Theory, vol.IT-8, pp.21-28, Jan.1962.
• 三田誠一, 西谷卓史, 澤口秀樹, 松井一, “磁気ディスクの信号処理技術-PRML方式の基礎と実際 -,” pp.60-85, 森北出版, 東京, 2010.
• 藤本直樹, 仲村泰明, 大沢寿, 岡本好弘, 金井靖, 村岡裕明, “SMRにおけるアレイヘッド再生のための二次元等化に関する一検討,”信学技報, MR2014-28, Dec. 2014.

タイトルに関連する用語 (3件)： SMR ,  ニューラルネットワーク ,  復号