文献

J-GLOBAL ID：202102264289241896   整理番号：21A0060893

グラベル・パイルによる砂質地盤の締固め効果に関する模型試験

Model test on compaction effect of sandy ground by gravel pile

著者 (3件)： 中島啓太 (長岡技科大 大学院) ,  大塚悟 (長岡技科大) ,  福元豊 (長岡技科大)
資料名： 地盤改良シンポジウム論文集(CD-ROM)
巻： 14th  ページ： ROMBUNNO.04-01  発行年： 2020年 
JST資料番号： L4179B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・宅地地盤の安価で環境負荷が少ない液状化対策であるグラベル・パイル工法の締固め効果とその発現機構を明らかにするために実施した小型模型試験(コーン貫入試験)の概要。
・試験の結果,グラベル・パイルによる改良効果は,杭中心からの距離に伴って低下すること,杭径によらず改良率(改良面積と杭分担面積の比)で評価できることなどが判明。
・試験から,格子状打設時の改良効果は,地盤の相対密度を用いて評価できること,杭径によらず改良率で整理できること,打設履歴が貫入抵抗に及ぼす影響が大きいことが判明。

シソーラス用語： *地盤改良 ,  災害対策 ,  宅地 ,  杭 ,  *模型試験 ,  *コーン貫入試験 ,  相対密度 ,  *液状化対策 ,  *締固め杭

分類 (2件)： 地盤改良,土質安定処理  (RA07060C) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (4件)：

• 一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会:住宅を対象とした液状化調査・対策の手引書,pp.82-85,2016.
• 伊藤克彦・中島豊・大北康冶・大石博:突棒を用いた砕石ドレーン工法における周辺地盤の締固め効果,土木学会論文集 No.444/VI-16,pp.21-30,1992.
• 新宮康希・大塚悟・福元豊・栗田修平:グラベル・パイルを用いた液状化対策工法の定量評価に関する検討,第54回地盤工学研究発表会講演集,pp.757-758,2019.
• 中島啓太・新宮康希・大塚悟・福元豊:グラベル・パイル工法による砂質地盤の締固め効果に関する定量的評価の検討,第55回地盤工学研究発表会講演集,2020(投稿中).

タイトルに関連する用語 (3件)： 砂質地盤 ,  締固め ,  模型試験