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J-GLOBAL ID:202102271312547548   整理番号:21A0084829

ダイレクトゲイン型住空間モデルにおけるLCCO2と温熱環境の関係

LCCO2 AND THERMAL ENVIRONMENT OF LIVING ROOM MODEL FOR PASSIVE SOLAR HOUSE WITH THERMAL MASS
著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号: 776  ページ: 2065-2074(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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序:環境負荷と環境品質の間の関係を考慮することは,エコ住宅の設計において非常に重要である。さらに,ライフサイクルの観点からの研究の重要性が高まっている。本研究は,熱容量を持つパッシブソーラハウスにおける,LCCO2と温熱環境の間の関係を明らかにすることを目的とする。方法:まず,窓と熱容量の様々な組合せを有する居間のモデルのための設定を仮定した。モデルは,主に太陽熱を得るために,南に面する広い前面を有する木構造に基づいている。想定敷地は東京の郊外地域にある。3つの種類の南面窓を,開口の大きさと位置,および軒の深さによって設定した。さらに,太陽熱を貯蔵する熱容量の4つの構成要素を,鉄筋コンクリート部材の位置と量によって設定した。その結果,12のモデルを以下の検討のために設定した。第2に,各モデルに含有されるCO2の量を,日本建築学会によって提供されたLCAツールによって計算する。第3に,空調負荷から排出される運転CO2の量が,温熱環境シミュレーションツールであるSolarDesignerによって計算される。さらに,冬と夏の晴天日における室温の変化に焦点を当てた温熱環境の品質を,室温の変動を統合する積算温度(D・H)を考慮して検討した。最後に,LCCO2の量を,含有と運転CO2を結合することによって計算し,さらに,LCCO2とD・Hによる温熱環境品質の間の関係を明らかにした。結果;1)最小熱容量と窓を持つモデルASは,最小の含有CO2を示した。他方,2番目に大きい熱容量と最大の窓を持つモデルCLは,最大の含有CO2を示した。これらは,要素の修復サイクルの違いによると考えられる。2)大きな熱容量を持つA,BおよびCのモデルは,窓面積の減少に従って,小さい運転CO2を示す傾向がある。しかし,最大熱容量を持つモデルDのみが,中程度の窓面積の場合,最小運転CO2を示すという異なる傾向を示す。3)室温の変化は熱容量の増加とともに小さくなる傾向がある。しかし,最大熱容量と最小面積窓を持つモデルDSは,低温で安定した環境である冬に最小D・Hを示した。4)LCCO2と温熱環境の間の関係に関して,熱容量と窓面積の異なる組合せを持つAS,BM,CMとDLは,冬と夏に適切なD・Hの組合せでより小さなLCCO2を示した。特に,モデルASとDLは,含有CO2と運転CO2の組合せに対する差に加えて,熱容量が多いか少ないか,太陽熱取得にとって窓が小さいか大きいかに関して,パッシブ設計戦略に対して対照的違いを示した。この結果は,LCCO2と温熱環境の間に「トレードオフ」の関係があることを意味し,環境負荷と品質の適切な組合せによる熱容量と窓のバランスに関する設計案を示すものである。(翻訳著者抄録)
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建築環境一般  ,  住宅建築,農村建築,城 
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