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J-GLOBAL ID：202102273029362942   整理番号：21A2312368

自由落下高さが異なる締固めを必要とする高流動コンクリートの硬化後の品質に関する検討

著者 (4件)： 氏家勲 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  河金甲 (極東興和) ,  河合慶有 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  蔦川昌希 (愛媛大 工)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 43  ページ： ROMBUNNO.1132  発行年： 2021年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 締固めを必要とする高流動コンクリートに関して,フレッシュ性状の検討に比べ,硬化後の品質に関する検討はあまりされていない。本研究は締固めを必要とする高流動コンクリートの硬化後の品質,特に部材内での均一性について明らかにすることを目的とし,自由落下高さを変えて締固めを必要とするコンクリートを用いた壁部材を作製し,非破壊検査の試験値の分布性状を検討した。締固めを必要とする高流動コンクリートはスランプ12cmのコンクリートと比べ,均一性が高い。また,自由落下高さの違いによる部材全体でのテストハンマー強度,超音波伝播速度および透気係数の変動係数に大きな差は見られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *高流動コンクリート ,  自由落下 ,  コンクリート締固め ,  *性質 ,  非破壊検査 ,  試験装置 ,  超音波速度 ,  係数 ,  変動係数 ,  リバウンドハンマ
準シソーラス用語： *硬化性状 ,  シュミットハンマ ,  透気係数

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建設材料試験  (RA06020D)

引用文献 (6件)：

• コンクリート標準示方書改訂小委員会:2017年制定コンクリート標準示方書[施工編][設計編],土木学会,2018.3.
• 締固めを必要とする高流動コンクリートの配合設計・施工技術研究小委員会:締固めを必要とする高流動コンクリートの配合設計・施工技術研究委員会(358 委員会)委員会報告書,土木学会,コンクリート技術シリーズ No.123,2020.5
• 渡邊聡,中根博,川幡栄治,河上浩司:高強度コンクリートへのリバウンドハンマーの適用と強度推定式の提案,コンクリート工学年次論文集,Vol.26, No.1,pp.1827-1832,2004.7
• 松土雄紀,小俣貴洋,満木泰郎,溝渕 利明:超音波を用いたコンクリートの力学的特性の推定に関する一考察,コンクリート工学年次論文集,Vol.32, No.1,pp.1721-1726,2010
• 山川莉希,氏家勲,河合慶有,山田純平:コンクリート面部材における透気係数の分布性状に関する検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.42,No.1, pp.1510-1515,2020

タイトルに関連する用語 (5件)： 自由落下 ,  高さ ,  締固め ,  高流動コンクリート ,  硬化