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J-GLOBAL ID:202102283799706069   整理番号:21A1216467

少雪条件下での灌漑期水資源の統計的予測-2019-20年積雪条件下での信濃川流域における検討-

Statistical predictions of streamflow during irrigation period with 2019/20 snow conditions: A case study in Shinano River Watershed
著者 (7件):
資料名:
号: 33  ページ: 11-20  発行年: 2021年03月27日 
JST資料番号: L3921A  ISSN: 1881-4948  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2019-20年の記録的な少雪の影響が,信濃川流域での渇水リスクにどのように影響したかを,利水基準点の河川流量を指標として評価した.その結果,過去37年間の気象条件と比較すると,平均的に,渇水期間は38%,渇水量は48%増加することが示された.また,少雪に加え,春季(4~6月)の累積降水量が250mmを下回る場合に,夏季の渇水リスクが増大する一方で,同期間の累積降水量が250mm以上の場合には,夏季(7~9月)の渇水リスクに及ぼす影響は限定的であることを示した.2020年の信濃川流域における4~6月の降水量は十分多かったため,夏季の渇水リスクはさほど高くはなかったものと考えられる.得られた知見は,中長期の季節予報などに基づく早期リスク情報の構築に利用できる.(著者抄録)
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分類 (1件):
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農業土木 
引用文献 (15件):
  • 伊藤浩三,藤井三志郎,丸山利輔(2020):手取川山地流域の水収支解析によるレーダーアメダス解析雨量の推定精度の検討,農業農村工学会論文集,311(88-2),I_185-I_191.
  • 伊豫部 勉,河島克久,外狩麻子(2013):温暖多雪地域に適用可能なアルベドモデルの検討,新潟大学災害・復興科学研究所年報(2),77-78.
  • 気象庁(2020):2020年冬の天候の特徴とその要因について~異常気象分析検討会の分析結果の概要~, http://www.jma.go.jp/jma/press/2004/14b/kentoukai20200414.html(オンライン,アクセス日:2020年11月26日).
  • 工藤亮治,増本隆夫,吉田武郎,堀川直紀(2012):気候変動が灌漑主体流域における農業水利用に与える影響の定量的評価,農業農村工学会論文集,277,31-42.
  • Kudo, R., Yoshida, T., Masumoto, T. (2017a): Uncertainty analysis of impacts of climate change on snow processes: Case study of interactions of GCM uncertainty and an impact model, Journal of Hydrology, 548,196-207.
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