抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第5世代移動通信システム(5G)では,大容量の通信を実現するために,ミリ波帯無線周波数の開拓が期待されているが,ミリ波帯無線周波数の開拓が期待されている.しかしミリ波帯無線は通信環境内にある小さな構造物による遮蔽・散乱されやすいため,よりマイクロスコピックな観点から通信環境をモデリングし,伝搬予測を行うことが重要である.本稿では,散乱体形状の点群情報をレーザスキャナで取得し,点群から作る多面体モデルを用いて物理光学に基づく数値計算を行う電波伝搬予測を提案する.提案手法では,レーザスキャナで取得した均一な分布を有する点群の特性を応用して,点群から位相停留点が存在する表面を素早く探索し,散乱電界に寄与する位相停留点の周辺を選択して積分する物理光学伝搬に基づくシミュレータの計算面積を削減する.提案手法の予測精度を検証するため,開発したMultiple-Input-Single-Outputチャネルサウンダを用いて屋内環境で実験を行い,到来波の標準化角度特性(APS)において実験結果と提案する伝搬予測手法を比較評価した.黒板と窓ブラインドのAPSは予測値が実測値にほぼ一致し,計算面積削減による予測精度への影響が十分抑えられていることを確認した.(著者抄録)