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J-GLOBAL ID：202202213957456059   整理番号：22A2146591

Interactive Digital Narrativeの教育利用についての一検討

A study of the educational use of Interactive Digital Narrative.

著者 (2件)： 坪田康 (京都工繊大) ,  富田英司 (愛媛大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 122  号： 103(TL2022 1-10)  ページ： 24-29 (WEB ONLY)  発行年： 2022年07月03日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,社会構成主義のパラダイムの元,学習におけるナラティブの重要性に注目が集まっている。教育用コンピュータゲームの世界では,生徒のモチベーションを向上させるための手法としてInteractive Digital Narrative(以下,IDN)が着目されており,さまざまなゲームが開発されている。IDNではユーザーが自由意志を持ってゲーム世界内をどれぐらい動き回れるか(User Agency)と,システムがどれぐらいそれをシステム内の制約やNPCを用いて制約するか(System Agency)をうまく均衡させ,ユーザーが許容可能なナラティブ生成を妨げないか/支援するかが要であると考えられる。ゲームを教育的に利用することを考える場合は,さらにゲームの世界観やゲーム内の様々な制御について,教育利用を考えるファシリテーターが管理可能であれば導入しやすいであろう。本稿では,Interactive Digital Narrativeについて概観した後,第2著者が放課後支援活動で取り入れている教育用ゲームであるMinecraftを主として取り上げながら,Interactive Digital Narrativeの教育利用について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *娯楽 ,  *CAI【計算機】 ,  仮想空間 ,  環境 ,  エージェント ,  自由度 ,  コミュニケーション ,  学習 ,  ゲーム ,  仮想環境
準シソーラス用語： *コンピュータゲーム ,  ナラティブ ,  *教育のためのコンピューティング ,  身体化エージェント

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  ゲーム理論  (KA03060T)

引用文献 (12件)：

• Koenitz, H., Ferri, G., Haahr, M., Sezen, D., & Sezen, T. İ. (Eds.). “Interactive Digital Narrative: History, Theory and Practice (1 edition)”. Routledge., 2015
• Mark O. Riedl, & Vadim Bulitko. (2019). Interactive Narrative: An Intelligent Systems Approach. AI.
• Harrell, D. F., & Zhu, J. (2009). Agency Play: Dimensions of Agency for Interactive Narrative Design. AAAI Spring Symposium: Intelligent Narrative Technologies II, 44-52. http://www.aaai.org/Papers/Symposia/Spring/2009/SS-09-06/SS09-06-008.pdf
• Li Yujie, “Interaction design in open-world mobile games. Balancing players' freedom and restrictions “, Master thesis in Politecnico di Milano, 2022.
• Stephan, Kees Overbeeke, Tom Djajadiningrat, & Steven Kyffin.. Freedom of fun, freedom of interaction. ACM, 11(5), 59-61., 2004.

タイトルに関連する用語 (1件)： 教育